3メートルまでOK

 

おおむね曇り。27度。

8時に起きる。

朝餉は、キャベツ・サニーレタス・コーン・ポテト・パプリカのサラダ、クロックムッシュ、ルイボスティ。

食後にコーヒー。

NHKの将棋と囲碁トーナメント。アクリル板越しに向き合っている対局者を見ていると、こればっかりは日常風景になって欲しくないと思うのではあった。

昼餉は抜き。

妻の運転でホームセンターへ。高枝切り鋏を求める。たっての願いで、妻が買ってくれた。

酒を求める。Johnny Walkerの赤ラベル。

夕餉は、サニーレタス・コロッケ・ポテトサラダ、妻の作ったキーマカレー、バーボンのハイボール。

 

 

はしごを登って

 

おおむね曇り。28度。

7時に起きる。

朝餉は、キャベツ・コーンのサラダ、トースト、ルイボスティ。食後にコーヒー、煎餅。

庭仕事。伸び放題の草木を刈る。

妻はバッテリーの上がったクルマにJAFを呼ぶ。

昼餉は抜き。

引き続き庭仕事。松のてっぺんで新芽を揃える。咲き終わったツツジの剪定、梅の枝の切り落とし、垣根と下笹の刈り取り。

夕方に区切りをつけたが、あと数日はかかりそう。

こちらは朝夕に涼しい風が吹いて、ぐっすり眠れる。喜んでいられるのも今月いっぱいか。

夕餉は、ポテト・コロッケのサラダ、焼きそば。

使っていない筋肉が痛みそう。

 

 

雨の東名

 

雨。20度。

6時に起きる。

朝餉は、妻が作ったキャベツ・コーン・トマトのサラダ、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・豆腐)、トースト、ルイボスティ。

東京駅から高速バスに乗って名古屋へ。東海道線で米原へ。

移動自粛が解かれた初日、バスの乗車率は8割。途中、3カ所で休憩を取ったが、客はほとんどいない。

昼餉は、おにぎりやパンをサービスエリアで。

夕方に妻の実家に着く。庭は伸び放題の草木に覆われていた。

人の気配が消えると、家は朽ちるものだとつくづく思う。

二人してとりあえずの掃除。冷蔵庫からの異臭を取り除く。

2、3週間で戻るはずだったのが、3カ月ぶりになっただけの痕跡があちこちに。

窓を開け放す。部屋の空気を動かして、精気を呼び込む。

夕餉は、焼きそば、塩ラーメン、缶チューハイ。

クルマもバッテリーが上がっている。車庫の前に背丈の半分ほどの雑草が行く手を塞いでいる。

梅雨らしき日



曇りのち雨。26度。

7時に起きる。

朝餉は、ヨーグルトをかけたバナナ、キャベツ・トマト・キュウリのサラダ、クロックムッシュ、ルイボスティ。

昼餉は菓子パン、コーヒー。

キャリングケースに荷物を詰めてコンビニへ。

数週間のつもりが3か月になり、様相はすっかり変わってしまった。今度戻ってくるのは8月ころ。

夕餉は、冷奴、キュウリ・若目・竹輪の酢の物、妻の作ったキャベツとピーマンの炒め物、アジの南蛮揚げ、味噌汁(玉葱・人参・エノキ・豆腐)、玄米ご飯。



肝心のことは……

 

おおむね晴れ。28度。

7時に起きる。

朝餉は、バナナ、サニーレタス・ピーマン・コーン・トマト・竹輪のサラダ、クロック・ムッシュ、ルイボスティ。

食後にコーヒー。

三密といいながら、ソーシャルディスタンスだという。三密といえば仏教用語だと思うが。ヒトの距離感にわざわざソーシャルと冠する。このところの言葉は、思慮とは程遠い。

商店街に人が戻りつつあるものの、飲食店に客が来ないとメディアが報じている。ボーナスも出ないのだから、飲食どころじゃないだろう。原因をレポートせず、現象ばかり報じても仕方ないと思うが。

昼餉は、菓子パン、コーヒー。

8キロをジョグ。

首尾一貫して、詳らかにならない数字がある。この国のPCR検査能力は、1日あたり何人なのだろう。検査が始まってから今日まで、その数字の遷移をちゃんと見たことがない。首相が目標を掲げたが、それはどれくらい達成されたのだろう。

7000人以上を対象にした抗体検査の結果は、地域によって多少の差はあるが、1000人に1人くらいだった。この国の抗体保有率は極端に少ない。原因はわかっていない。第二波が来ることは、この数字からも容易に想像がつく。

海外の最新の記事によれば、このウイルスは抗体が作られるような強い力を持っていないのではないか、と推測する専門機関まで出てきたという。何万人も死んでいるのに、その力は風邪並みだというのだ。

夕餉は、冷奴、ピーマンのトマトとチーズ詰め、鶏肉のニンニク醤油ごまパン粉焼き、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・豆腐)、玄米ご飯。

 

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観念の身体化

 

おおむね晴れ。29度。

7時に起きる。

朝餉は、ヨーグルトと蜂蜜をかけたバナナ、サニーレタス・コーン・ピーマン・トマトのサラダ、フレンチトースト、ルイボスティ。食後にコーヒー。

まず、レシピを頭に入れる。新米にとっては、体を動かさないかぎり具現化しない。いくつかの料理を同時に作る。具材の準備やら下味作りやらが入り組んでいくときに、やっとレシピが工程となって立ちあらわれる。料理が、料理になる。

脳の活性化する部位の移り変わりがはっきりわかる手触り。左脳なるものから右脳なるものへの移管――日常で、観念の活性を体験できる数少ない瞬間が料理にはあって、それが触れて撫でられるくらいはっきりわかるので、僕はそのたび目眩を起こしそうになる。

不活性だったシナプスの存在がわかるような、そんな感覚。

昼餉は、妻の作ったざるそば。

5キロをジョグ。

走っていると、苦しいエリアから愉しいエリアへ身体が入っていくことがある。苦しさを感じつつも、愉しみのベールがふわりと舞い降りてくる。苦しさは、やろうと思えばその部位が特定できる。だが、愉しみはそれがままならない。湧きあがる高揚は、出所がぼんやりしている。走れば、かならずその感覚が味わえるわけではないので、訪れたときはやったぁとなる。

料理で味わう移管の感覚と、走っているときに訪れる愉しみのベールは、どこかで繋がっていそうな気がする。

夕餉は、冷奴、キュウリ・竹輪・ワカメの酢の物、カボチャの肉そぼろ餡かけ、アジフライの梅しそ巻き、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・エノキ・豆腐)、玄米ご飯。

 

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生きている実感

 

晴れ、ときどきパラつく。31度。

7時に起きる。

朝餉は、ヨーグルトと蜂蜜をかけたバナナ、サニーレタス・大根・コーン・トマトのサラダ、BLTサンドイッチ、ルイボスティ。食後にコーヒー。

歳を感じるのは、朝起きたときの指先のこわばり。こわばりは人それぞれだろうが、僕の場合は指先が固まる。本来の動きを取り戻すのに時間がかかる。潤滑油が足りてない機関のようだ。 

昼餉は、ロールパン、アイスコーヒー。

6キロをジョグ。暑気の中を泳ぐような。

映画は、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ監督とジミー・チン監督の『Free Solo』。アレックス・オノルドがエル・キャピタンをフリー・ソロで登攀するドキュメンタリー。アカデミー長篇ドキュメンタリー賞を取っている。最後の15分は、ほんとに怖い。

命綱なしの一人で垂直岩壁を登っていくのだから、常人とは死生観が違う。一方で、ロープをつけてルートを何度も登る。どこにどんな割れ目や突起があるか、諳んじられるほどに繰り返し訓練するオノルドの姿は、求道者のようだ。

夕餉は、厚揚げと小松菜の炒め煮、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・小松菜・豆腐)、チーズリゾット。

 

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Mercy Mercy Me

 

曇り、ときどき雨。25度。

7時に起きる。

朝餉は、ヨーグルトをかけたバナナ、茹でたホワイトアルパラ、キャベツ・サニーレタス・トマト・大根・ソーセージのサラダ、蜂蜜・バター・塩のトースト、ルイボスティ。食後にコーヒー。

NHKの将棋トーナメントも復活している。対局場が座敷から椅子になり、囲碁と同じようなアクリル板が対局者の前に立っている。囲碁は最後の最後に一波乱あって、清成哲也九段が謝依旻六段を中押し勝ちで退ける。何がどうなったのか、僕は最後の最後までわからなかった。その直前までは、謝さんが勝ちそうだった。解説の石田秀芳さんもおっしゃっていたが、囲碁はほんとに恐ろしい。

昼餉は、シリアル。

ミネアポリスに続いて、今度はアトランタで黒人が射殺された。抗議のデモが世界に波及している最中のことだ。Marvin Gayeの『What’s Going On』を聴いている。

かの国は、黒人を巡って国を分断し戦争をしてからもうじき200年だ。共和党は、元国務長官や元国防長官が民主党の大統領候補を支持すると声明を出す事態になっている。

夕餉は、冷奴、鶏肉とピーマンのニンニク醤油炒め、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・エノキ・豆腐)、チャーハン。

N響といい仙台フィルといい、東日本大震災の時にいち早くコンサートをやったオーケストラは立派だったな、と録画を見ながら思う。ズービン・メータさんはあの混乱の中をよく来日したものだ。仙台フィルは楽団員が被災地に巡って、今も演奏していると。「一音目を奏でたらどうなってしまうのか、とても怖かった」。コンマスの神谷未穂さんの言葉。

 

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正邪の目

 

雨、のち曇り。23度。

7時に起きる。

朝餉は、ヨーグルトをかけたバナナ、サニーレタス・キャベツ・大根・玉ねぎ・ツナ・トマトのサラダ、クロックムッシュ、ルイボスティ。食後にコーヒー、バームクーヘン。

雨が、涼しい風を起こす。

まともな判断力を持ちながら暮らせる温度というものが、この国から奪われつつあるのに、首相が大きな喚起をした記憶がない。護るべきものの優先順位を付ける。首相の役目のひとつを彼は放棄しているようにさえ見える。

昼餉は、妻の作ったざるそば。

再放送のドキュメンタリーで宮崎駿さんの製作の日々を観る。『風立ちぬ』ができるまでの1000日を記録したものだ。東日本大震災が起きて、休業した社員たちに「生産点を手放すとは何事だ!」と怒る姿が映されている。

どんな見えにくい状況にあっても、咄嗟に判断できるある種のモラリティを氏は持っておられる。それは生来のものなのか、生後のものなのか。知りたいのは、その一点かもしれない。ただ、ヒントらしきものはちゃんと映されていた。

部下が描いた人の姿をチェックする際に、「風呂敷は、こんなふうに体から離しては持たないんです。体にそって持ち上げるんだ」と言いながら訂正する。

この人は、あらゆる物事を漫然と見ていない、と教えられる。描くことは、観察なのだ。膨大な観察から得られた、物事の動きの根拠。氏の判断力は、そのあたりから培われてきたのかもしれない。

夕餉は、冷奴、アスパラ・ハム・ジャガイモのバターソテー、鶏肉・大根・椎茸の甘辛炒め、味噌汁、玄米ご飯。食後にお茶と栗饅頭。

 

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取り戻せるのか?

 

晴れ、のち雨。30度。

外が白み始めてやっと寝る。7時に起きる。もう寝苦しい。

朝餉は、キャベツ・サニーレタス・大根・ツナ・ポテトのサラダ、ロールパン、ルイボスティ。食後にコーヒー。

米ダウが史上4番目の下落とか。直前までの高騰を合理的に説明できる専門家はいるだろうか。

本番前なのに、書斎のエアコンを入れる。

MotownにおけるMarvin Gayeは、この『Let’s Get It ON』に尽きると思う。仕事でロスにいた時、日曜の午前中にクルマで住宅街をトロトロ走っていると、ラジオから流れていたこのアルバムは、なんだか平和を絵に描いたように聴こえた。

今、アメリカの週末に、そんな空気は流れていないだろう。音楽までもがトゲトゲしていたら辛いなと思う。

昼餉は、妻の作った味噌ラーメン、食後にバターサンドクッキー、コーヒー。

美容院で、カットしてもらう。伸び放題も3カ月となり、モンタナあたりからウッドストックに集まったヒッピーみたいになりつつあった。

夕餉は、冷奴、梅肉・キュウリ・ワカメの酢の物、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・エノキ)、親子丼。

 

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汚す

 

曇り、のち雨。29度。
7時に起きる。
朝餉は、アスパラのマヨネーズ添え、キャベツ・サニーレタス・大根・ポテトのサラダ、ロールパンと食パンのトースト、ルイボスティ。
デジタルの録音にスクラッチ・ノイズを入れる。デジタルの写真に劣化を入れる。歳月とか風化とかノスタルジーが、クォリティの一部に組み込まれないと落ち着かない。ノイズも劣化も、それ自体に価値はないのに、属性として加わることで得体が知れなくなる。
氏素性に得体の知れないことが条件として求められるようになってどれくらいになるだろう。
デジタルの良好な視界が、居心地の悪さにつながっている。一見するとそう見えたり聴こえるのだが、デジタルはそう思われているよりずっと視界は晴れていない。
昼餉は、梅肉・ツナ・ホワイトアスパラを添えた冷製パスタ、コーヒー。
居心地が悪いのは、クリアでもないのに、クリアのように見えたり聴こえることへの嫌悪だと思う。わざと汚すことで、素性を物語らせている。
聴こえないところが聴こえたり、見えない色が見えると言われる。その分解能は、確かにそこに存在する。だから、苛つくのだ。
CGが本物に近づいて、それを誇ることが陳腐化して久しい。本物はすでに手に入れることができなくなりつつある。近未来は手の内にあって、価値はどんどん落ちている。
デジタルの虚構性は、有価値から無価値へ加速する。すでに、無価値の価値さえ論じられている。
価値の無いという価値——デジタルのアノニマスは、まだ奥が深そうだ。
妻の作った夕餉は、ポテトサラダ、唐揚げ、味噌汁(大根・人参・小松菜・豆腐)、オムライス。食後にあずき饅頭。
ダウの乱高下が続いている。
教育テレビで、清水眞砂子さんをクローズアップした番組を観る。笑顔の素敵な方。心の闇について、この方の言葉には磨かれた鋭利さがある。正直であることが、時に殺めることだってある。さらりとお話になる。対峙されてきた方ならではの、身軽さがある。真実は、どこかに軽やかさを隠している。
ル=グゥインの翻訳にあたって、考えられたあれこれをもっとうかがいたい。

 

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楽器は、まず音が出なくなる

 

晴れ、のちくもり。32度。

7時に起きる。

朝餉は、ヨーグルト・蜂蜜をかけたバナナ、キャベツ・サニーレタス・大根・ソーセージのサラダ、チーズリゾット、ルイボスティ。食後にコーヒー。

朝から首に濡れタオルを巻いて。

札幌の姉よりホワイトアスパラやチーズサンドクッキー、鶏肉、ウイスキーなどが届く。礼の電話。あちらも30度越え。

ウイスキーは、Teacher’sの『Highland Cream』だった。「店の人が一押しだったのよ」と姉。確かに。

昼餉は、妻の作ったアスパラのピザトースト、アイスコーヒー。

妻の電子ピアノは音が聞こえない。音量ツマミを動かすとバリバリと異音がずっとしていたのが、いつの間にかうんともすんともいわなくなった。ダメもとで、ホームセンターで接点復活剤を買ってきて注入するも、復活する兆しはない。デカくて重いので、分解だけは避けたい。

役に立ってくれれば、大きなスプレー缶も可愛げがあるのに。

夕餉は、ポテトサラダ、鳥の唐揚げ、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・豆腐・小松菜)、エンドウ豆の玄米ご飯。

AppleはOS群のパブリックベータ・プログラムを更新してβ2をリリースした。22日から始まるWWDCは、初のリモート開催に。目玉は、自社開発したARMベースのCPUを搭載したMacBookのスケジュール告知とか。こんな時期なのに、なぜか株価は最高値を更新している。

強い風が吹いて、暑さの逃げ場がそこ此処に。

 

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早くも、籠る

 

晴れ。31度。

7時に起きる。

朝餉は、ヨーグルトをかけたバナナとキウイ、キャベツ・サニーレタス・大根・ピーマンのサラダ、ピザトースト、ルイボスティ。

急に暑くなる。頭が働かない。手拭いを濡らして首に巻く。いと、涼し。

本が届く。ジャン=アンリ・ファーブル著、奥本大三郎訳『完訳 ファーブル昆虫記 第3巻 下』(集英社)。

昼餉は、ざるそば、アイスコーヒー。

風が止む。ぐったり。

夕餉は、鶏ひき肉の中華風野菜炒め、アジフライ、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・小松菜・豆腐)、玄米ご飯。

寝室に暑気が居座っている。使い物にならなくなるのが早まりそうだ。

 

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war goes on

 

おおむね晴れ。27度。

7時に起きる。

朝餉は、バナナとキウイのヨーグルトかけ、キャベツ・サニーレタス・大根・ピーマン・ツナ・空豆煮のサラダ、クロックムッシュ、ルイボスティ。

妻が始めた玄関の靴箱の掃除に付き合う。もう履かなくなったChurch'sやLloyd Footwearの革靴を磨く。妻のスニーカーやパンプスなんかもついでに。

スーツや靴、シャツ、ネクタイが、けっこう残っている。

The Allman Brothers Bandの『At Fillmore East』はアップサンプリングしても48kHz/24bitが目一杯で、なんだか嬉しくなる。

オレたちの音は、これでいいのさ。

そう言われたような気がして、思わず笑う。彼らは、ずっとそんな感じで生きたのだ。

昼餉は、トースト1枚、コーヒー。

The Allman Brothers Bandとくれば、Crosby, Stills, Nash & Youngは素通りできない。『déjà vu』を聴き直したのは40年ぶりくらいで、Ry Cooderの『First』もついでに聴く。どちらも50年前の録音だが、ついこないだリリースされたような気がする。男たちの音が鳴っている。

そして、この時期だからこそ、Creedence Clearwater Revivalは外せない。『Have You Ever Seen The Rain』を聴けば、当時も今も状況は変わっていないのだと、ヒリヒリするくらいわかるのだ。

夕餉は、ミルクをかけたシリアル、ヨーグルトをかけたバナナとキウイ。

米国の黒人男性の死亡原因6位だそうな。

 

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良かれと思うなかれ

 

曇り、ときどき日差し。26度。

7時に起きる。

朝餉は、納豆、さつま揚げ・ハム・目玉焼き、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・油揚げ)、玄米ご飯、ルイボスティ。

NHKの囲碁トーナメントが復活している。大きな部屋を使い、対局者の前にアクリル板を立てている。この不思議な光景が、いつまで続くだろう。対局は、瀬戸大樹八段が林漢傑八段に中押し勝ち。将棋の方は、若き日の羽生さんの快進撃を記録したアーカイブを放送している。

耳垢は、下手にほじくると、逆にたくさん出てくる。繊毛運動が垢を掻き出すので、余計なことはしないのがいちばんだという。耳掻きでほじくるほどに、垢はひどくなっていく。だから、痒くなっても我慢する。それが、いちばんいいのだ。

耳垢のことは、ほかの物事にも言える。だいたいのことは、我慢して放っておくと本来の力を発揮する。中途半端に手を出すから、修復できなくなってしまう。

良かれと思ったことは、往々にして逆の結果を招く。我慢して、行く末を見届けるくらいがちょうどいいのだが、僕らは我慢できないことのほうがはるかに多い。

昼餉は、ミートソース・スパゲッティ、コーヒー。

そもそも、僕らが考えている物事の結果は、まだ過程ということがほとんどだ。でも、コロナ禍のように相手が待ってくれないことも多い。

結果でもないことを結果として捉えて、それをなんとかするために時間と金を使う。研究もするし、その過程で驚くような発見をすることもある。副産物は、そうやって生まれていく。

僕らの暮らしは、そうやって回っていく。

真実が白日のもとに姿をあらわさないのは、僕らが邪魔をしているせいかもしれない。

夕餉は、キュウリとワカメ・梅肉の酢の物、豆腐と鶏ひき肉のハンバーグ、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・エノキ・豆腐)、玄米ご飯。

 

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