なにが、どう好きであろうとも

 

 

 

 


曇り、のち雨。20度。
7時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・キャベツ・チーズ・カニカマ・バジル)、味噌汁(油揚げ・豆腐・玉葱・人参・ネギ)、ポテトサラダのトーストサンドイッチ、アールグレイ。食後にコーヒー。
朝からずっとシジュウカラが鳴いている。電線に留まってこちらを見ている。彼らの好奇心は、ぼくらのそれに似ている。よく響く声は、あたりが縄張りであることを宣言してあまりある。北側の窓の外に、聴き慣れない声の響きに妻と色めき立つ。南から渡る途中の羽休めのだろうか。
昼餉は、妻の作ったおにぎり、ルイボスティー。
ヘミングウェイは、小説よりエッセーのほうがおもしろい。『移動祝祭日』は原書も翻訳もいい。そういう視点で作家を俯瞰すると、エッセーのほうがだんぜん分がいい。理由はわかるけれど、それをわざわざ書いてどうすると思ったりもする。一方で、小説のほうが文句なしにおもしろいという作家もちゃんといる(本来はそうでなければ困る)。トルストイはどう転んでもそうだ。ドストエフスキーもそう。意外に少ないかもしれない……。ぼくは、作家の本業にあまり興味がないらしい。
夕餉は、納豆、味噌汁(油揚げ・豆腐・玉葱・人参・ネギ)、フレンチフライを添えた鶏胸肉のレモンバジル唐揚げ、玄米ご飯、赤ワイン、ウィスキー・オンザロック。食後にコーヒー、小豆団子。