ふさわしくない言いよう

 

 

 

 


曇り。17度。
7時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(キャベツ・コーン・大豆煮・チーズ・トマト・バジル)、味噌汁(ネギ・シメジ・油揚げ・豆腐・玉葱・人参)、卵焼きとハムのトーストサンドイッチ、アールグレイ。食後にコーヒー。
株価が上がると投機的な風潮を嘆くようなおかしなコメントをテレビで識者が話す。市井の暮らしは楽にならないのに、一部の富裕層が金にあかせているという言い方だ。年金基金だって株式の投資で賄っていることくらいわかっているだろうに、それには触れない。株式市場の本来の目的にさえ触れようとしない。前世紀からの株価の推移とか、企業経営の変遷といったマクロの視点がすっぽり抜けている。偏っていることの自覚はないらしい。失われた30年とか言いながら、回復基調になると水を差すのはどういう根性なのだろう。
昼餉は菓子パン、コーヒー。
買い物がてら妻と散歩へ。歩いていると霧のような雨が降ったり止んだり。公園の藤の木はシロアリに喰われて幹の半分以上が枯れているのに、今年も花をつけた。スーパーに併設の花屋で妻が多肉植物の寄せ植えを求める。昨日のラベンダーの鉢なんかに続いて、妻はぼちぼち栽培を始めようとしている。
夕餉は、納豆、切り干し大根煮、ヒジキ煮、ホッケの一夜干し、味噌汁(ネギ・油揚げ・豆腐・シメジ・玉葱・人参)、玄米ご飯、赤ワイン、ウィスキー・オンザロック。食後にクッキー、ルイボスティー。
雨が降れば緑は濃くなる。洗濯物が乾かないのは道理だが、なにが日向でなにが影かなんて簡単にはわからない。すぐになんてわからない。当たり前のことなどなにひとつない。短い時間で世の中を説明するとしたら、影も日向も同じ側にあるのだということくらい盛り込むべきだろう、なにが識者かと思う。