まねきよせる黄色のカード

 


雨、降ったりやんだり。12℃。
6時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・ベビーリーフ・ミニトマト・キャベツ・きゅうり・コーン・だいず煮・バジル・カニカマ・チーズ)、みそ汁(はくさい・かぼちゃ・だいこん・たまねぎ・にんじん・あぶらあげ・とうふ)、バターとブルーベリージャムのトースト、紅茶、コーヒー。

「我が家は無事です」という黄色いカードを玄関に掲げる日。ほんとに生きているのか——たてまえは災害のときの確認ということになっている。そんな訓練っぽいことをしていたら、東北で震度4。初日の大相撲ライブが吹っ飛んだ。

ひるメシは、エビのチリソース炒め、梅おにぎり、コーヒー。

雨がやんでいる。着替えてシューズを履いて……とおもっているとまた降ってくる。

ゆうメシは、なっとう、レンコン・にんじん・シシトウのキンピラ、ささみ肉のフライ、みそ汁(さつまいも・はくさい・あぶらあげ・とうふ・たまねぎ・にんじん)、たまご丼、コーヒー。

NHKの将棋トーナメント、永瀬拓矢9段が先手でも千日手をえらぶことにためらわないと解説者がいう。それでフッとおもう。先後を入れ替えることになろうと打ちなおすことをえらぶ。そんなどん詰まりができてしまう。それは将棋というゲームの構造の穴とか欠陥といっていいかもしれない。だが、正反対の見立てだってできる。千日手は、構造の穴を逆手にとった手立てだったかもしれない。
AIに勝てないという点では対局型のゲームは終わりを告げたのに、将棋も囲碁も続いている。もっと早くに滅んだはずのチェスもほそぼそと続いている。「ヒトならそんな手は打ちませんね」という解説者のことばはかならず出てくる。その手の意味さえ解説できない。そのたび、こちらは舌打ちしたくなる。
タイトルをとった棋士は、最後にかならずAIと対局してはいかがだろう。

 

 

 

歌の構造

 


くもり、陽射しあり。17℃。
6時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・ミニトマト・ベビーリーフ・キャベツ・きゅうり・だいこん・バジル・カニカマ)、みそ汁(かぼちゃ・れんこん・だいこん・あぶらあげ・とうふ・こまつな)、はちみつとマヨネーズのトースト、レモンティー、コーヒー。

ジョギング、8.30キロメートル。最大心拍数139bpm、最高速度9.1kph。

ひるメシは、妻の作った塩ラーメン。

『Bob Dylan In His Own Words』より——

 歌詞は、紙の上で見るためだけに書かれるのではない。朗誦することができるように書かれている……歌ならしめるものを——ビートやメロディを——とってしまっても、それでもそれを朗誦することができる……大切なのはメロディーじゃない、言葉なんだ。メロディは重要だとは思わない。(ニューヨーク、一九六三年)

 ぼくは歌うべき歌を歌いたかった。だが、あるとき、なにも歌えなくなった。僕のいいたいことを歌にしている人はいなかったから、自分でつくらなくてはいけなかった。そういう歌がなかったんだ。もしあったらなら、きっと歌づくりなんてやってなかった。(ニューヨーク、一九八四年)


ボブ・ディランの最大のチューンであろう『Blowin' in the Wind』は1960年初頭にフォーク歌手オデッタ(Odetta)が歌っていた『No More Auction Block for Me』を聴いてディランが自分の歌詞をのせて歌ったものだ。『No More Auction Block for Me』はもともと奴隷のスピリチュアルソングだが、アメリカ南北戦争(1861–65年)時には、自由をもとめて逃亡した元奴隷や黒人連隊の兵士たちのあいだで行進歌としても歌われていたらしい。メロディーは大切だ。とてもとても。クルマならタイヤとかエンジンのようなものだ。歌詞はときにタイヤにもエンジンにもなるが、まだ言葉を持っていなかったヒトが声を張っていた大昔からメロディー的なるものがまず在ったのは論を俟たない。
ディランは、歌の構造を逆転させたソングライターとして刻まれるかもしれない。

ゆうメシは、みそ仕立ての根菜鍋(れんこん・だいこん・さつまいも・かぼちゃ・さつま揚げ・はくさい)、ごはん、ウィスキー・オンザロック、コーヒー。

メールでとどくレターのたぐいを片っ端に解約している。メールボックスがしずかになり、ジャンクメールだけが残っている。気づくたび、それらのゴミメールを消去する。だが、燃やしてもいないものがほんとに消去されているだろうか。キャッシュをクリーンにするたび、なんだか落ちつかなくなる。

 

 

 

ことしのベスト!

 

 

晴れ。21℃。
5時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・ミニトマト・ベビーリーフ・キャベツ・きゅうり・だいこん・コーン・だいず煮・バジル・カニカマ)、みそ汁(れんこん・だいこん・しめじ・さつまいも・あぶらあげ・とうふ・かぶの葉)、卵サンドイッチ、レモンティー、コーヒー。

ジョギング、8.13キロメートル。最大心拍数132bpm、最高速度7.5kph。

映画は、イルディコー・エニェディ監督・脚本『心と体と(Testről és lélekről)』。’17年のベルリン国際映画祭で金熊賞をもらった名作。鹿のシーンの美しさ。主演ふたりがまとっている空気、ちょっとおそめにながれていく時の見せかた、一寸さきさえわからない物語のふしぎさ。うつつとそうでないもの、見えるものとそうではないもの、触れられるものとそうではないものに横たわっているなにかについて——どれもがやわらかくうつされている。ことばはほとんどない。とてもいい、などというものじゃない。ものすごい。

ひるメシは、菓子パン、コーヒー。

映画のエンドロールに流れるローラ・マーリング(Laura  Marling)の歌『What  He  Wrote』の物語へのアプローチはみごと。今年のベスト映画が、8年前の映画とは……。

ゆうメシは、なっとう、みそ汁(れんこん・だいこん・あぶらあげ・とうふ・たまねぎ・にんじん・かぶの葉)、にんじんのグラッセ・かぼちゃとさつまいもの素焼き・こまつなのソテーを添えたチーズハンバーグ、ウィスキー・オンザロック、コーヒー。

Appleは、macOS 26.2の開発者バージョンβ1をリリースした。主なポイントは——
・Dock、メニューバー、サイドバー、ツールバーなどにもLiquid Glassを
・アプリアイコンやウィジェットにも色調の設定
・Safariのタブバーのデザインを刷新
・すべてのWebサイトで指紋追跡防止をデフォルトに、など

 

 

 

 

詩的な受けこたえ

 

 

くもり、陽射しあり。18℃。
6時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・トマト・ベビーリーフ・キャベツ・きゅうり・だいこん・コーン・だいず煮・バジル・カニカマ)、みそ汁(れんこん・さつまいも・かぶ・だいこん・あぶらあげ・とうふ・しめじ・かぶの葉)、ブルーベリージャムとバターのトースト、レモンティー、コーヒー。

ジョギング、3.41キロメートル。最大心拍数123bpm、最高速度7.5kph。

『Bob Dylan In His Own Words』より——

 歌を歌ってギターを弾いて、ぼくはちゃんとやっていた。それは安全確実なものだった……だんだんそれにあきてきた。ステージに出ていって、そういうふうに演奏することができなくなった。やめようと思った。決まりきったことになっていたんだ。聴衆が何をするか、どう反応するか、それがわかりきっていた。とても自動的だった……いまぼくがやっているのは、まったく別のことだ。ロック・ミュージックをやっているんじゃない。ハードなサウンドじゃない。呼びだければ、フォークロックと呼べばいい、そういう簡単な名前をつければいい。レコードを売るには都合がいい。しかしぼくの新しい音楽が何なのか、ぼくにはよくわからない。それをフォークロックとは呼べない。そうじゃなくて、すべてのものを巻きこんだもっと大きなものなんだ。(ロサンゼルス、一九六五年)

大切にしている哲学はありますか?

 強い酒は飲まない。きみが聞いているのは、そういう種類のことだろう?

そうじゃなくて、人生観とか世界に向けての特別な考えがあるかということです。

 ふざけないでくれよ。世界はぼくなど必要としていない。だってぼくは五フィート一〇インチしかないんだ。(ロサンゼルス、一九六五年)


ひるメシは、焼きそば、吸い物。

妻は舞台を観に。脚本をかいたのは大学のころの友。夜おそくにかえる。

ゆうメシは、だいこんと厚揚げの煮物ののこり、メンチカツ、玉子丼、ウィスキー・オンザロック、コーヒー。

 

 

ジャック・ディジョネットも

 

 

晴れ、のちくもり。16℃。
6時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・トマト・ベビーリーフ・キャベツ・だいこん・きゅうり・カニカマ・バジル)、みそ汁(れんこん・さつまいも・かぶ・だいこん・あぶらあげ・とうふ・しめじ・かぶの葉)、ブルーベリージャムとバターのトースト、レモンティー、コーヒー。

妻はクワイアの練習とシニアチームのアテンドへ。夜おそくにもどる。

ジョギング、5.55キロメートル。7377ステップ。
電車に乗って、歩いて、その店は休みだった。

ひるメシは、即席の塩ラーメン。

Appleは、OS 26の開発者バージョン(macOSをのぞく)をアップデートして26.2のβ1をリリースした。iOS 26.2 β1のおもなポイントは——
・バッテリー持ちが改善
・通知バナーやロック画面のタップや動きがなめらかに
・Liquid Glassに調整がくわわる
・アラームストップがスライド式に
・Apple Intelligenceが拡張
・ビデオ通話や録画でローカルキャプチャできる、など。

ゆうメシは、残りのカレーライス、むぎちゃ。

10月末、ジャック・ディジョネットもいってしまった。

 

 

 

詩のような即答の妙

 


晴れ。15℃。
6時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・トマト・ベビーリーフ・キャベツ・だいこん・きゅうり・コーン・だいず煮・バジル・カニカマ)、みそ汁(れんこん・だいこん・さつまいも・かぶ・あぶらあげ・とうふ・かぶの葉)、ブルーベリージャムとバターのトースト、レモンティー、コーヒー。

ジョギング、9.07キロメートル。最大心拍数127bpm、最高速度7.8kph。

ひるメシは、ブルーベリージャムのサンドイッチ、コーヒー。

『ボブ・ディラン自伝』より——

 リーズ・ミュージック・パブリッシング取締役のルー・レヴィにタクシーに乗せられ、西十番ストリートにあるパイシアン・テンプルに行き、ビル・ヘイリー・アンド・ヒズ・コメッツが「ロック・アラウンド・ザ・クロック」を録音したちっぽけなスタジオを見学した。つぎに五十八番ストリートとブロードウェイの角にあるジャック・デンプシーのレストランへ行き、正面の窓に面した赤い革張りの席に着く。
 ルーが、偉大なるボクサー、ジャック・デンプシーを紹介してくれた。ジャックはわたしに向かって拳を振りかざして見せた。
 「それじゃヘビー級には軽すぎる。もっと肉をつけなきゃだめだ。それにもう少しいいものを着ろ、冴えたかっこうをしろって——リングの上じゃ、服なんてどうでもいいけどな。強く殴りすぎることを恐れるな」
 「ジャック、この子はボクサーじゃない。歌をつくっていて、うちが作品の著作権管理をするんだよ」
 「そうだったのか。よし、その歌が聞ける日を楽しみにしよう。幸運を祈るよ」
 外では風が吹き、ちぎれた雲が流れ、赤い街灯の通りを雪が舞い、着ぶくれした都会人たちがあわただしく動いていた——うさぎの毛皮の耳おおいをつけ、大声で客を誘う物売り、焼き栗売り、マンホールから上がる湯気。
 どれも取るに足りないことのように思えた。わたしはリーズ・ミュージックに歌の著作権管理をまかせる契約をしたところだった。といっても曲がたくさんあったわけではない。歌はまだあまりできていなかった。署名するとき、ルーは将来発生する印税の前払い分として百ドルをわたしてくれ、こっちはそれで文句なかった。


冒頭の文だ。ボブ・ディランのことばえらびにムダはない。ほぼ忘れているのだが、このシーンを映画『A Complete  Unknown』はなぞっていたような覚えがある。ジャック・デンプシーに会ったなんて、にわかには信じられないのだが……。

ひるメシは、ブルーベリージャムのサンドイッチ、コーヒー。

『In His Own Words』より——

フォーク・シンガーのなかで、プロテスト・シンガーと分類できる人が何人ぐらいいるのか教えてくれませんか?

 よくわからないな。質問をもう一度いってくれないか?

あなたと同じ音楽の葡萄畑を耕している人は、どれくらいいるのでしょうか? プロテスト・シンガーはどれだけいるのでしょうか? つまり、自分の音学を使って、今日のわれわれが置かれた社会状況に対してプロテストとしている人は、どれくらいいるのでしょうか?

 その数? 一三六人だ。(ロサンゼルス、一九六五年)

 フォークを歌っているのは、太った人たちの一団だ。(サンフランシスコ、一九六五年)


このシンプルな即答性は、ボブ・ディランのもう一方のしるしだ。彼はおおくの場合うんざりしているようで、にもかかわらずリリックのように言葉をつらねる。

ゆうメシは、厚揚げとだいこんの煮物、みそ汁(しめじ・れんこん・さつまいも・だいこん・あぶらあげ・とうふ・かぶの葉)、野菜と豚ひき肉のカレーの残り、ウィスキー・オンザロック、コーヒー。

 

 

 

アオにシロとギン

 


おおむね晴れ。17℃。
6時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・だいこん・きゅうり・キャベツ・コーン・だいず煮・バジル・カニカマ)、みそ汁(れんこん・かぶ・だいこん・さつまいも・にんじん・あぶらあげ・とうふ・かぶの葉)、卵焼きサンドイッチ、レモンティー、コーヒー。

妻と航空祭へ。ブルーインパルスのショー。つよい風をものともせず。おおきな空をみあげて、キラキラ輝く銀翼に歓声をあげているとはればれしてくる。

ウォーキング、9.11キロメートル。ステップ数15550。

ひるメシは、ファミレスで野菜グラタン、マルガリータピッザ。

古書店で本を求める。ボブ・ディラン著、菅野ヘッケル訳『ボブ・ディラン自伝(Chronicles:Volume 1)』(SBクリエイティブ)、クリス・ウィリアムズ著、缶のヘッケル訳『Bob Dylan In His Own Words』(キネマ旬報社)、ガブリエル・ガルシア・マルケズ著、鼓直訳『族長の秋(El Otono Del Patriarca)』(集英社)。3冊目はラテン・アメリカ文学全集13巻目のハードカバー。文庫は本棚から行方しれず。

マクドナルドでコーヒー、アイスクリーム。

ゆうメシは、みそ汁(かぼちゃ・だいこん・しめじ・あぶらあげ・とうふ・かぶの葉)、豚ひき肉のカレーライス、小豆餅、コーヒー。

 

 

 

 

機微のこと

 


おおむね晴れ。20℃。
6時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・キャベツ・きゅうり・だいこん・コーン・だいず煮・バジル・カニカマ)、みそ汁(れんこん・かぶ・さつまいも・あぶらあげ・とうふ・かぶの葉)、たまごサンドイッチ、紅茶、コーヒー、チョコレート。

MLBのチャンプはロサンゼルス。山本由伸投手が連投してゲームを締めくくりシリーズのMVPに。山本の言葉——「昨日投げおわって、夜、治療してそなえていました。今日、練習して、行くかもってなって、気づいたらマウンドにいました」。なによりグッとくるのはこれだ。「すごかったです。もう無心で、野球少年にもどったようなそんな気持ちでした」。

ひるメシは、もやしのナムル・ちくわ・カニカマをそえた塩ラーメン、フルーツティー。

7戦のシリーズで3勝するピッチャーの肩や肘はどんなトレーニングによってできあがっているのだろう。そのことをかんがえている。それと、チーム26人のことを見つづけていたロバーツという監督のこと。ボクのようなにわかコメンテーターがたくさんの疑問を呈してきたのに、彼の野手起用はズバリ当たった。フィールドに出たプレイヤーはここいちばんの、ハリの穴をとおすようなプレイを見せた。とくに誰がということではなかった。トロントとはそこだけが異なっていた。ずっと一人ひとりをみつづけた男は、瞬間の活躍を予見しているようだった。その起用法こそファインプレーだったのではないか。

よるメシは、こまつなのお浸し、もやしのナムル、だいこんの皮のきんぴら、かぼちゃの煮物、コロッケとアジフライ、みそ汁(かぶ・れんこん・だいこん・さつまいも・あぶらあげ・とうふ・かぶの葉)、ごはん、せんべい。

 

 

 

その1回はエースのぶん

 


くもり、陽射しあり。22℃。
5時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・トマト・ベビーリーフ・キャベツ・きゅうり・だいこん・コーン・だいず煮・バジル・カニカマ)、みそ汁(れんこん・だいこん・さつまいも・あぶらあげ・とうふ・まいたけ・しめじ・かぶの葉)、ブルーベリージャムとバターのトースト、紅茶、コーヒー。

ジョギング、8.24キロメートル。最大心拍数146bpm、最高速度9.6kph。

ひるメシは、菓子パン、コーヒー、チョコレート、クッキー。

走りおえて帰ってきたら山本由伸はウィナーになっていた。とんでもない終わりかただった。「7回をクリーンにはじめたかった」から山本は6回で降板させたとロバーツ監督は言った。山本を知っている日本人は、誰もが逆のことを考えたはずだ。8回をクリーンにだろう、と。腕にハリがあろうが、エースは7回も行くと決めていた。9回がややこしくなったのは、このシリーズらしくて見応えがあったことだろう。「ドジャーズは負けるよ」とボクは妻に告げて走りに出たのだった。

ゆうメシは、なっとう、コロッケ、中華炒め(はくさい・しめじ・たまねぎ・かぶ・にんじん・かまぼこ)、みそ汁(だいこん・さつまいも・れんこん・あぶらあげ・とうふ・にんじん・かぶの葉)、ごはん、ウィスキー・オンザロック、クッキー。

 

 

 

trick or treatの夜

 

 

くもり、のち雨。18℃。
6時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・トマト・ベビーリーフ・キャベツ・きゅうり・だいこん・コーン・だいず煮・バジル・カニカマ)、みそ汁(れんこん・さつまいも・だいこん・あぶらあげ・とうふ・まいたけ・しめじ・かぶの葉)、タマゴ焼きのサンドイッチ、紅茶、コーヒー、チョコレート。

妻とウォーキング、4.34キロメートル。

ひるメシは、妻とモスバーガー。

フランチェスコ・トリスターノ・シュリメのピアノによる『Bach: The 7 Toccatas』を聴いている。即興をおりまぜて弾いたトッカータ集。バッハの曲をモチーフとして使っているともいえる。バッハの時代から今日にいたるまで即興性はひそかに生きつづけてきた。それをあらためて思いおこさせてくれるアルバム。『Bach: The 6 Partitas』や『Goldberg Variations』ももちろんいい。

ゆうメシは、おでん、ご飯、どぶろく。

ハロウィーンのtrick or treat、子どもたちが訪れるたび、妻がお菓子を持って玄関へ。ぜんぶで20人ほど。

今月のまとめを。アクティビティは22日(ウォーキング3日を含む)。総距離は142.69 km。タイムは25時間31分、消費カロリーは7394キロ。スクワットはボチボチと。

 

 

 

Atlasでスクリプト記述を

 


くもり、のち晴れ。18℃。
5時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・トマト・ベビーリーフ・きゃべつ・きゅうり・だいこん・コーン・だいずに・バジル・カニカマ・おおば)、みそ汁(れんこん・さつまいも・だいこん・にんじん・まいたけ・しめじ・あぶらあげ・とうふ・ほうれん草)、チーズトースト、レモンティー、コーヒー。

ジョギング、4.50キロメートル。最大心拍数124bpm、最高速度7.2kph。

ひるメシは、菓子パン、豆乳。

ChatGPT AtlasにショートカットアプリのApple Scriptを使ったプログラミングをさせてみる。macOSのサウンド出力を内蔵スピーカーからLinnへ切り替えて、音量を最大に設定するプログラムだ。Atlasはまず、ターミナルからHomebrewとSwitchAudioSourceのセットアップをして、それをテストするスクリプトと、内蔵スピーカーにもどすスクリプトまで作って、それをPDFファイルにまとめた。もっともちょっと古いOSバージョンのショートカットセットを使っていたので、Tahoe 26.1に合わせて記述してほしいと頼んだ。それからもあれこれ試行錯誤をへて、Atlasはスクリプトを完成させた。プログラマーの仕事はAIが分担しはじめている。開発セットのバグにでくわすと、ちょっとまごつく。バグという概念がこころなし苦手らしい。自分にも当てはまるものに注意深くなるのがわかる。せっかく作ってくれたのだが、そのスイッチプログラムはお蔵入り。その程度のオートメーションなら手動でいい。

ゆうメシは、なっとう、カブ・豚ひき肉・カニカマの煮物、みそ汁(れんこん・さつまいも・まいたけ・しめじ・あぶらあげ・かぶの葉)、ドライカレーの残り、ポテトチップス。

 

 

 

かれらのコブシ

 


おおむね晴れ。17℃。
6時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・トマト・キャベツ・きゅうり・コーン・だいず煮・バジル・チーズ・カニカマ)、みそ汁(しめじ・まいたけ・カブ・あぶらあげ・とうふ・にんじん・さつまいも・カブの葉)、ブルーベリージャムとバターのトースト、むぎ茶、レモンティー。

ジョギング、4.55キロメートル。最大心拍数133bpm、最高速度8.6kph。

ひるメシは、エリンギ・レタス・オクラ・ちくわ・ウィンナーソーセージのコンソメパスタ、むぎちゃ。

朝、10℃を切るようになってきた。青森の庭園で冬がこいがはじまっている。

狂信者どうしが空母でわらっている。コブシを突きあげている姿がとてもおそろしい。

ゆうメシは、なっとう、豚骨スープのラーメン、ふりかけごはん、ポテトチップス。

Appleは、OS 26.1の開発者バージョンを更新してRelease Candidateをリリースした。

 

 

 

完投というほまれ

 


ほぼ晴れ。19℃。
6時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・トマト・ベビーリーフ・キャベツ・きゅうり・だいこん・コーン・だいず煮・バジル・カニカマ)、かぼちゃのクリームシチュー、卵焼きトースト、レモンティー、コーヒー。

妻はシャンソン歌手さんらとのランチ会とミーティングへ。夜に戻る。

ジョギング、6.02キロメートル。最大心拍数140bpm、最高速度8.7kph。

ひるメシは、菓子パン、ミルク。

MLB・ワールドシリーズ第3戦はロサンジェルスへ。始球式に出てきたのは野茂英雄さん。マウンドのちょっと手前から山なりのボールを投げた彼は、手をあげてファンにこたえた。山本由伸投手がうけたボールを野茂さんは山本投手の手にかえした。「今度はキミの番だよ」というかのように。それが6時間39分の激闘のすえ、19回表の登板を志願する山本投手の背中を押したのかもしれない。ブルペンで肩をつくっているそのエースの姿に、フリーマンは「彼を投げさせてはいけない」とおもったと口にしている。それがまたサヨナラのセンターホームランを生んでいる。おもいはつながっていくらしい。夢を見ているような18回のゲームだった。

ゆうメシは、なっとう、ひじき煮、かぼちゃのクリームシチューの残り、ごはん。

今年の沢村賞を発表した堀内恒夫委員長は「新庄監督はただ者ではないと感じている。完投は投手の華で名誉。沢村賞をねらうには日本ハムの投手が一番。監督もそういうふうに考えてくれているのかと喜んでいる」とかたった。伊藤大海投手は27試合に登板、勝率は.636で3項目をクリア。基準には届かなかったが6完投は広島・床田投手と並んで両リーグトップだった。日本の投手は、完投が誉とされる時代をずっと生きている。

ちなみに、去年は該当者がいなかった。基準は少しだけゆるくなっている。

 

 

 

 

 

チカラの差

 


おおむね晴れ。22℃。
6時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・トマト・ベビーリーフ・キャベツ・だいこん・きゅうり・バジル・コーン・だいず煮・カニカマ)、みそ汁(だいこん・れんこん・かぼちゃ・まいたけ・にんじん・ほうれん草・あぶらあげ・とうふ)、卵サンドイッチ、レモンティー、コーヒー。

ジョギング、9.52キロメートル。最大心拍数136bpm、最高速度8.6kph。公園のイチョウの実がニオイを放っている。

ひるメシは、菓子パン、豆乳。

NHKの将棋トーナメントを録画で。藤井NHK杯はもう一方の桂馬を5筋に並べたときには勝負のいくえを描ききっていたように見える。羽生善治九段はよほどのことがないかぎりこのさき藤井クンには勝てないような、そんな顔をしていた。そんな時代になったのだとボクはみょうに納得した。

ゆうメシは、なっとう、ひじき煮、かぼちゃとさつまいものクリームシチュー、みそ汁(れんこん・だいこん・まいたけ・しめじ・あぶらあげ・とうふ・にんじん・ほうれん草)、ごはん、さゆ。

 

 

 

ハーシュハイザーが語ったこと

 

 

雨。15℃。
6時におきる。
あさメシは、アガペシロップとヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(レタス・ベビーリーフ・トマト・きゅうり・だいこん・バジル・コーン・だいず煮・カニカマ・チーズ)、みそ汁(かぼちゃ・まいたけ・しめじ・あぶらあげ・とうふ・ほうれん草・にんじん)、フレンチトースト、レモンティー。

MLB・ワールドシリーズ第2戦の山本由伸をどう言いあらわしたらいいだろう。リーグ・チャンピオンシップ・シリーズにつづいて、彼はまたもや投げきった。トロントの打線を1点に抑えて、燃えさかる火を消してしまった。あとには煙もただよっていなかった。ふわさしい言葉が出てこない。チカラまかせではこんなことはできない。アートのようなピッチングだった。だからクレイトン・カーショー投手のことばを引用しよう。


「これが“野球が戻るべき姿”の兆しかもしれない。先発同士の真っ向勝負、試合終盤まで投げ合う姿はいつだって魅力的だ。今回のヨシのピッチングが将来へのヒントになるかもしれない。そう願っている」


ひるメシは、菓子パン、コーヒー。

37年前のワールドシリーズ、ドジャーズで完投したオレル・ハーシュハイザーの言葉も。


「現代では奇跡にちかい。私の頃よりも効率的でなければならない。相手チームと戦うだけでなく、球数制限やピッチクロックとも戦わなければならないんだ。彼は本当に技術の達人。どんな細部も見逃さない。現代の投手にも過去の偉業を成し遂げる力はある。求められる基準が違うだけだ。ヤマモトの投球を見るのは本当に特別なことだ」


ハーシュハイザーは、37年前のリーグ優勝決定シリーズで1度、ワールドシリーズで2度の計3試合連続の完投勝利を記録している。彼は、パサデナのレストランのテレビで山本投手の完投を見ていたという。

ゆうメシは、なっとう、タケノコの煮物、筑前煮、みそ汁(れんこん・かぼちゃ・しめじ・まいたけ・あぶらあげ・とうふ・ほうれん草)、マグロ・しらす丼。