とりとめのなさ

 

 

 

 

 

晴れ。たまに雲。23度。
7時に起きる。
妻の作った朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、野菜たっぷりのワカメスープ、ピザトースト、アールグレイ。食後にコーヒー。
昨夜、ジャガイモの皮をむいている時に、ピーラーで左手の中指をざっくりやってしまう。久しぶりのこと。水仕事ができない。
妻はクワイアの稽古に。夜遅くに戻る。
クリストファー・ノーラン監督の『ダンケルク(原題:Dunkirk)』を再見。台詞のほとんどない映画を観ていると、なぜか落ち着く。狂気は描かれていない。そこがこの映画を叙事詩と呼ばせる所以であり、評価が割れるところかと思う。牧歌的といってもいい遠景を多用した描写は、この映画を不気味な解放感へと誘っていく。最初に包まれるのは散漫で無重力な量感かもしれない。わかりやすく言えば、それはとりとめがないのだ。彼方の空に野火焼きのような煙がたなびいていて、それが美しくもある。狂気を喚起すると言えば、そうかもしれない。不思議な映画だ。
昼餉は、ブルーベリージャムを塗った食パン、コーヒー。
ジョギング、6.93キロメートル。八重桜とハナミズキが満開に。短パンにTシャツでちょうどいい。もうすっかり鈍足で、はた目には早歩きに見えるだろう。7キロほどに1時間かかる。ジタバタした時期もあったけれど、これでいいやと思い始めている。2時間かけて14キロ……ちょっと哀しい。
夕餉は、イカ練り揚げ、いなり寿司と海苔巻き、ウィスキー・オンザロック、ピーナッツ。
AppleはOS群の開発者バージョンをアップデートして、β2をリリースした。