ぼくらが舐められていようとも

 

 

 

 

晴れ、のち曇り。27度。
7時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ・イチゴ、サラダ(サニーレタス・キャベツ・キュウリ・チーズ・ブロッコリー・バジル)、味噌汁(シメジ・ブロッコリー・油揚げ・豆腐・玉葱・人参)、卵サンドイッチ、アールグレイ。食後にコーヒー。
ペンギン・ランダムハウスの新刊案内メールを眺めていたら、ペンギンのハードカヴァー・クラシックシリーズにプーシキンの短編集『スペードの女王』が加わったという案内あり。布装の意匠はコラリー・ビックフォード=スミス氏の見事な図柄。同シリーズはこれで14タイトルになるが、ロシア文学が要を占めているのは言うに及ばず。洋の東西を問わず出版は不振だが、一部の好事家のためにこうした書籍が作れられている。この国では村上春樹の新刊が装丁本になる。新刊が彼の代表作に相応しいのかわからない。ちなみに、彼はまだ生きている。
本棚の文学全集を調べると、プーシキンはツルゲーネフとともに20巻目に収められている。『スペードの女王』は藤井一行訳で、『大尉の娘』や『エフゲーニイ・オネーギン』の金子幸彦訳が前後を挟んでいた。ツルゲーネフは言わずもがなの『父と子』である。プーシキンのロシアにおける地位は動かし難い。それはこの国における二葉亭四迷の果たした役割にたとえることができようか。翻訳ではそのあたりが想像できない。
昼餉は、中華スープ、焼きそば、コーヒー。
衆議院の補欠選挙で立憲民主党が3議席とも得ている。もちろんみずからの手腕ではない。自民党に愛想が尽きたのか、島根1区がニュースになっている。共産党票の功績を立憲は言葉にできない。維新といい都民ファーストといい、野党はことごとく読み違えている。自民党は最初から諦めており候補さえ立てない。
投票率が50%を超えない国政選挙を民意とみなすのは違憲ではなかろうか。
夕餉は、冷奴、マカロニサラダ、鶏ひき肉の大葉巻きハンバーグ、味噌汁(シメジ・油揚げ・豆腐・小松菜・人参・玉葱)、玄米ご飯、赤ワイン。