晴れ、のち曇り。11度。
8時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、ハムと目玉焼き、味噌汁(大根・玉葱・人参・油揚げ・豆腐・ネギ)、バタートースト、アールグレイ。食後にコーヒー。
ジョギング、10.64キロメートル。北の風。コンプレッションシャツを重ね着。
用水路の枯れ草からアオサギがいきなり飛び立っていく。生き物の気配が消えた畑にとびきり大きな鳥。地面を睨みながら走っていたことに気づく。伊吹山の輪郭がくっきりしているのに。
昼餉は、ブルーベリーを塗った食パン、ミルクをかけたシリアル、コーヒー。
画家の山口晃さんの絵が気に入っている。ユーモラスな視線。浮世絵風の油絵は緻密で温かい。人柄がそうなんだろうと思う。
『新東都名所 東海道中 日本橋 改』は浮世絵版画だが刷数が限られている。多芸な方でエッセーが小林秀雄賞を受賞している。
夕餉は、ジャガイモ・大根・ソーセージの煮物、味噌汁の残り、ルーを解凍してカレーライス、赤ワイン。
山口画伯の絵を見ていると、同じ場所に異なる時が並行して刻まれていることがわかる。過去とか未来とかヒトが便宜的に呼んでいる決め事はあくまで便宜的かと思う。100年前は100年前のことではなくて、そのままの風景として刻まれ続けている。
見る人によってはすべてが詰まって見える。