日本は変わらない

 

 

 

 

 

 

 

曇り、ぽつりぽつりと。11度。

7時に起きる。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、キャベツ・大根・ツナ・チーズのサラダ、ハム・目玉焼き、味噌汁(大根・人参・エノキ・キャベツ・ネギ・油揚げ・豆腐)、ブルーベリーのトースト、アールグレイ。食後にチーズケーキ、コーヒー。

革靴を磨く。靴墨をコンロの直火で溶かして使う。Lloyd FootwearのストレートチップとChurch’sのメダリオン。こちらへ来てから履いたのは法事のときだけかと思っていた。Church’sは京都の面接にも履いていったかもしれない。Lloydは姪や甥の結婚式に履いたかもしれない。

そうやって思い出しの真似事をするのも、靴を磨いているときだけ。

昼餉は、焼き豚とネギのチャーハン、中華スープ。

姉への手紙を投函。

妻と彦根のいと重へ。鯖江メガネ工房の職人氏へ「埋もれ木」を見繕って贈る。近況伺いの手紙を添える。店員に調べてもらったら、この4月にも送っていた。

昼過ぎから雨がぱらつき、気温下がる。鈍色の空は日本海寄りらしい。札幌の冬もおおかたはこんな色だった。

夕餉は、カボチャのいとこ煮、厚揚げ・白菜・エノキ・キャベツ・モヤシ・人参のトロトロ煮、味噌汁(キャベツ・大根・人参・ネギ・油揚げ・豆腐)、玄米ご飯、ウィスキー・オンザロック。食後にお茶、饅頭。

この20年ほどで英国の革靴ほど化けたものはない。化けた値段は3倍以上だ。世界の物価高を英国靴が語っている。