少しずつ捨てていく日々

 

 

 

 

 

雪、のち曇り。8度。
8時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(サニーレタス・キャベツ・大豆煮・キュウリ・カニカマ・チーズ・バジル)、味噌汁(人参・キャベツ・油揚げ・豆腐)、ハム・卵焼き・レタスのトーストサンドイッチ。食後にコーヒー。
家々の屋根に雪が積もっている。
昨日の追記——妻の自転車を店で廃棄してもらう。例によって妻は逡巡した。それを視野にとらえながら処分費を払う。あなたは血も涙もない、という目で妻がこちらを見ている。だが声はない。ぼくらはずっと無言で歩き、食材を求めて帰った。
大貫妙子の2015年のアルバム『Tint』をずっと聴き続ける。小松亮太のバンドネオンが寒々とした部屋を満たしていく。デュオでもう1枚聞いてみたいと思いつつ。
昼餉は、抜き。
引越し業者が訪う。雨がポツリと落ちるなか、搬入は1時間ほどで終わった。廊下や居間に箱が並ぶ。妻が長浜で求めた電動自転車も所定の場所に並ぶ。こちらで処分するくらいなら、向こうですればよかったものが箱にたくさん詰まっている。米原の暮らしで求めたさまざまなモノの中から取捨選択がはじまる。行平鍋、料理道具、大小の皿、靴、服。足して1.5倍くらいになったのを半分くらい処分できれば。妻に憎まれ口を叩くのは、詰まるところ自分を傷つけるだけ。
夕餉は、サラダ(サニーレタス・キャベツ・チーズ・大豆に・カニカマ・バジル)、味噌汁(小松菜・人参・油揚げ・豆腐)、クリームシチューの残り、玄米ご飯。