深夜バスの慟哭を聞きながら

 

 

 

 

 

曇り、のち雨。8度。
朝5時過ぎ、新宿バスタに着く。バスは3列シートの窓側。前席に妻が座っていた。
どこを走っていたのか。休憩場所もその回数もわからないまま。最後だけ降りてトイレへ。ずっと眠り続けて腰が痛む。
朝餉は、コンビニで買ったパンとミルク。こちらのほうの寒さがこたえる。
買い求めていた本が届いている。劉慈欣著、大森望・光吉さくら訳『三体』(早川書房)、木皿泉著『さざなみのよる』(河出書房新社)。どちらもなぜ注文したのかわからない。とくに前者は。
米原のアパート、鉢植えでかろうじて生きていた万年青は、根から土を落とし、濡れたキッチンペーパーでくるみ、ダンボールでこしらえた小箱に入れて持ち帰ってきた。ベランダの大ぶりの鉢の痩せた土に小さな穴を開けそこへ根をさした。育つも育たぬもオマエしだい。
琵琶湖の砂で作った土はとうの昔に養分も流れ出ていた。それでも万年青は姿を小さくして分相応に生き続けた。アパートの玄関脇の西陽が容赦ない場所で。三島池のそばの園芸市で求めたときは立派な葉を四方へ伸ばしていた。明るい未来を待ち受けるように。
こちらのベランダはもっと過酷かもしれない。滋賀の万年青といえば、そんじょそこらの万年青とはわけが違うはず。その実力を見せつけられるだろうか。
コロナ禍からはじめた投資を昨夜、名古屋の深夜近いファミレスで売却した。日経平均が4万円台になり、頃合いだと思った。ズンズンと上り続けるかもしれない。それはそれ、これはこれだ。
妻の作った夕餉は、味噌汁(キャベツ・油揚げ・豆腐)、クリームシチュー、ご飯。
MacBook Airの溜まっていたOSアップデートを片付ける。iOSとiPadOSは17.4を正式リリースした。
LINNのDSMファームウェアをアップデート。Davaar 106のBuild 537(4.106.537) は、Roon Readyで長いメタデータを処理するクラッシュ/再起動ループの修正、DSDトラックのギャップレス再生の修正など。