本、また本

 

 

 

 

晴れ、のち曇り。10度。
7時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(サニーレタス・キャベツ・大豆煮・チーズ・カニカマ・バジル)、ウィンナーソーセージと目玉焼き、味噌汁(小松菜・油揚げ・豆腐・人参)、バターのトースト、アールグレイ。食後にコーヒー。
運び込まれた荷物をほどいていく。妻のばかりではない。なぜ向こうで処分しなかったのかと思うようなモノが果てしなく出てくる。吐き気をもよおすような気分。
いくら夢中だとはいえ、コーマック・マッカーシーの『越境』が文庫で2冊、単行本で1冊。ほかにもマイケル・オンダーチェの『英国人の患者』が文庫と単行本で1冊ずつ、イサク・ディネーセンの『アフリカの日々』は文学全集が1冊、単行本が1冊、文庫が1冊——これを病気と言わずしてなにが病か。そんなのがぞろぞろ出てくる。言い訳をすれば、札幌も含めて3拠点で暮らしていると、どこになにがあるかなんてすぐ忘れてしまう。一方で、好きなものはいくつあってもいいという愚かな欲がどこかに潜んでいる。それを自覚しているつもりで、どこか確信犯なのだ。
妻に謝る。ほんとに異常なのは、こういうのを言うんだと。そんな本たちを見せる。だから偉そうに捨てろと言い続けても赦してほしいと。
昼餉は、マッシュルームとシャケのクリームパスタ、コーヒー。
雨の日が続けばいい。今年の3月のように。未読たちに手を伸ばす機会が増えて、望洋とした視線の行き先を愉しめる。
マクドナルドでチュロスとコーヒー。妻とピアノの搬入日と予算の確認。
溢れかえる本棚と新たに加わろうとしている本から買い取ってもらうぶんを決めていく。もう読まないと言い切れるものが存外おおい。
夕餉は、納豆、ポテトサラダ、味噌汁(小松菜・油揚げ・豆腐・人参・玉葱)、玉子丼、ウィスキー・オンザロック。食後にほうじ茶、焼き栗。