まだ間に合うだろうか

 

 

 

 

 

曇り。10度。

7時に起きる。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(サニーレタス・キャベツ・大根・大豆煮・チーズ・カニカマ・バジル)、味噌汁(シメジ・エノキ・玉葱・人参・大根・油揚げ・小松菜・豆腐)、卵焼きサンドイッチ、アールグレイ。食後にコーヒー、クッキー。

日差しなく、冷たい1日。コーヒーがすぐ冷めていく。

昼餉は、妻の作ったパンケーキ、コーヒー。

青葉市子を聴いている。寡聞にして存じ上げなかった。独特の歌詞。透きとおる声は、大貫妙子さんにつうじている。ご本人も大貫さんの楽曲を歌うことがあるらしい。手嶌葵さんとか湯川潮音さんとか、この国には巫女の風情を纏った、どこかアイロニーを漂わせつつ、弾力のある意識の存在を感じさせる歌手がいる。それがことのほか好ましいのは、国土の奥深いところへ僕らが降りていくときのともしびになってくれそうな気がするからだ。

この国の女性が、コロコロと転がる笑い声と、曇り空を見上げるときの哀しげなまつ毛を持っているのは、とても大切なこと。

男たちが、それを肝に銘じて生きていかねばと思っていたのはいつの時代までだったろう。まだ間に合うだろうか。

夕餉は、小松菜のお浸し、焼売、味噌汁(シメジ・エノキ・小松菜・玉葱・大根・人参・油揚げ・豆腐)、炒飯、ウィスキー・オンザロック。食後にハーブティ、カステラ。