報じる姿勢

 

 

 

 

 

 

 

 

晴れ、のち曇り。雨あり。31度。

7時に起きる。

朝餉は、トウモロコシ、ヴィシソワーズスープ、コーヒー。

妻は友人と会食へ。夕方に戻る。

NHKの囲碁トーナメント。関航太郎NHK杯が半目差で河野臨9段に負ける。大石の振り替わりが続いてどうなることかと思ったら、とんでもない僅差だった。AIの勝敗予想が両者のあいだを揺れ動く。AIも難儀だった。

将棋トーナメントは、渡辺明9段が藤井猛9段を退ける。藤井システムを背後に意識しながらの序中盤の攻防は見応えがあった。中川大輔8段の解説が的確。昨年度の健闘からこの人はなにかを掴んだようだ。

昼餉は、バタートースト、アイスコーヒー。

世界陸上を報じるTBSのアナウンサーと解説者に違和感。日本人選手に肩入れするわりにインタビューがつまらない。

槍投げで優勝した北口榛花さんに「優勝ですよっ!」だと。6投目を前に、なにを考え修正しようとしていたのか。そんな質問もできない。

男子マラソンでは、実力を無視したようなオーバーな報じ方。解説の金哲彦さんも入賞は間違いない、と言った。メダルも見込めると。残り2キロを切って30秒を縮めることの困難さはランナーならわかろうというもの。

金さんは「なにが起きるかわからないですよ!」と言った。それは間違っていなかったが、起きたのは真逆のことだった。

12位に沈んだ山下一貴選手の走りがガクンと落ちたのはまさに最後の2キロ手前だった。映像にその脚が映ったのだから、金さんは指摘するべきだった。素人ランナーでさえわかったというのに。

ランナーの実力はパーソナルベストである。勝負に徹したレースでも、最後はそのタイムがモノを言う。それは必ずしも当てにらないというなら、走っている選手の変化を見極めてほしいものだ。

夕餉は、中華スープ、妻が買ってきたメンチカツ、焼きそば、ウィスキー・オンザロック。食後にあんこ餅、アイスコーヒー。