人となりのこと

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おおむね晴れ。26度。

6時に起きる。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、レタス・キャベツ・キュウリ・カニカマ・バジルのサラダ、味噌汁(小松菜・ネギ・玉葱・人参・油揚げ・豆腐)、バタートースト、アールグレイ。

妻はクワイアの稽古へ。夜行バスで名古屋まで。東海道線で米原へ。到着は明日午前。

 

スイッチがすり減って電気がついたりつかなかったりしていた1階トイレの電灯スイッチを交換する。

妻の手を借りたのが1週間ほど前のこと。その時は、あきらめた。

あきらめることが、いとも簡単にできるようになった。

でも一人でいると、あきらめらきれないらしい。

壁内の配線と電灯スイッチを繋ぐC型挟み金具(この世に存在する曰く言い難い部品の名の代表選手かもしれない)を緩めながらの、電灯スイッチ・モジュールの取り外しは手強かった。そんな心もとない取り付け方が、壁の内外をつなげるために日夜はたらいている。カルトだと思った。

でもじょじょに、これはあの世とこの世をつなぐ、なにかの喩えなんじゃないかと思いながら手を動した。

頭の片隅につねにあった電灯スイッチは、直ってみると、跡形もなく消えてしまった。

ジョギング、8.28キロメートル。

昼餉は、菓子パン、シリアル、コーヒー。

大相撲は横綱・照ノ富士が優勝した。去年の暮れだかに、彼は両膝を手術したという。手術の前に十何キロか体重を落としたら、糖尿病を再発して、それとも闘いながら復帰したのだと実況の三瓶アナウンサーが語ると、解説の元大関・千代大海の九重親方が、「三瓶さんの言葉で、その凄まじさがよくわかる」と。

九重親方は、出番のはるか前から花道の奥に出張っている照ノ富士の姿を見て、「そんなふうに用意怠りない横綱は見たことがない」と。

お二人の実況が良かった。

夕餉は、小松菜のお浸し、ラタトゥイユの残り、ハム・キャベツ・玉葱・人参・モヤシの野菜炒め、味噌汁(ジャガイモ・ネギ・油揚げ・豆腐)、玄米ごはん、赤ワイン。