おおむね晴れ。18度。ポカポカ。
7時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたリンゴとバナナ、キャベツ・大根・竹輪・カニカマのサラダ、味噌汁(小松菜・大根・人参・玉葱・油揚げ・豆腐)、チーズトースト、アールグレイ。
予報では春一番かと言われていたけれど。
NHKの将棋と囲碁トーナメント。
将棋では負けたほうがなにかしゃべるまで場を支配するのは無言である。ところが負けた棋士が口を開くことはまれだ。勝利者にインタビューするまで白けた座が続く。いい大人がみっともない、と思わないらしいのだ。
そんな状況を改めようという棋士が見当たらないのは謎だ。あの無言ゲームはなんなのだろう。作法でもあるまいに。
囲碁ではそんなことは滅多にない。どちらからともなく言葉が出てすぐ感想戦になる。
対局前の無駄に長い礼といいAIを意識しているのに顧みないところといい、将棋界のなんだかな感はいや増すばかりだ。
妻の作った昼餉は、塩ラーメン、カップケーキ。
ちょっと歩くと汗が出るほど暖かい。
妻はダウンを着て歩きながら、暑いと言う。外へ出る前に空を見て、窓を開けて気温を聞く。それが大人というものだ、と言いかけて口を閉ざす。これも無言ゲームの一種かしらね。
夕餉は、キャベツを添えたコロッケ、味噌汁(大根・玉葱・人参・小松菜・油揚げ・ワカメ・豆腐)、妻の作ったカレーの残り、赤ワイン。
対局とは、相手あればこそのこと。深い謝意が裏になければと思う。負けは、己れの力を持ち上げる機会だから、その謝意は倍増するといっていい。だとしたら、負けた側はまずそれを告げるべきだろう。
勝負とは、負けてなんぼだ。