その景色の先へ

 

 

 

 

 

 

晴れ。17度。

7時に起きる。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、キャベツ・大根のサラダ、スクランブルエッグとハム、味噌汁(サツマイモ・玉葱・人参・油揚げ・豆腐・ネギ)、チーズをのせたバゲット。食後にコーヒー。

NHKの将棋と囲碁トーナメント。安斎伸彰8段が沼舘沙輝哉7段に中押し勝ち。最後まで大石の生死をめぐる戦いが続いた。中盤以降もAIの勝敗予測は両者のあいだを揺れ動いた。

昼餉は、フランスパンや菓子パン、お菓子を齧る。

妻と散歩。天の川そばの売り出し物件に立ち寄ったり。400坪ほどに蔵の付いた古民家。大き過ぎて僕らの手には追えない。それに、人口減少をモロに被る地域。米原の人口増減はまだら模様で、地区によっては賑やかな場所もあるが、大部分はその逆だ。

さまざまな場所を見ていると、少しずつ未来の姿が想像できるようになる。これからの日本では、まだら模様の地図が売れるかもしれない。僻地へ移住する子連れの若い夫婦のドキュメントは、それが大きな潮流にならないことを前提に取材している気がする。

でも、ほんとのところはわからない。20年後のこの国は、世界有数の限界集落を抱えているだろう。土地が有り余っている。それがどんな風景となってヒトの住む地域を変えていくのか。

想像力がモノを言う時代が到来している。

夕餉は、妻の作ったシメジと白菜のマリネ、サツマイモ・大根・人参の煮物、合挽肉のチーズハンバーグ、味噌汁(サツマイモ、玉葱・人参・ネギ・油揚げ・豆腐)、玄米ご飯、ウィスキー・オンザロック。食後に芋あんころ餅、緑茶。