雨、のち曇り。24度。
7時に起きる。
朝餉は、トマトとペンネ・きゅうりの冷製サラダ、高野豆腐と椎茸・人参の煮物、マグロの刺身、味噌汁(ナメコ・ズッキーニ・油揚げ・豆腐・人参・ネギ)、ご飯、ヨーグルトと蜂蜜をかけたキウィ。
朝から蝉が鳴いている。北の夏は今年に限ってちょっとノロノロしているけれど、来月末には秋の風が吹く。イギリスは40度を超える熱波に襲われている。
姉と病院へ。
事前に連絡しておいたので、先生と面談。小康状態が続いているうちに母を退院させて、自宅で看取るのを前提にした療養に切り替えたいむね伝える。積極的な延命をしない、という意思を確認された。
病院のソーシャルワーカーさんにも会う。こちら側のケアマネージャーの連絡先を伝えて、協議の場を作ってもらうことに。昨日の打ち合わせの手順どおりに。
それから母を見舞う。ご飯のほかは眠っているらしい。大きな声をかけれても目を開けない。声に顔を歪めたと、姉。うるさいという意識はあるのかも。
それでも意識レベルは低い。バイタルは安定しているものの、二酸化炭素濃度は高そうだ。今度、気を失ったら高濃度酸素マスクは施さないつもりだ。
フードコートでアイスコーヒーとドーナッツ。
美容院へ。カット。それとわかるツーブロックに近づけてもらう。
マクドナルドでアイスカフェオレとフレンチフライ。
しばし放心。
夕餉は、高野豆腐と椎茸・人参の煮物、焼いたカレー、ジャコの卵かけご飯、ウィスキー・トワイスアップ。
本が届く。イサベル・アジェンデ著、木村榮一訳『精霊たちの家(原題:La Casa de Los Espiritus)』(河出書房新社)。
土着の精霊とはいっても、この国のそれとは大きく違う。悪魔と妖怪ほどの違いといっていい。
ならば悪魔と妖怪を隔てるものはなにか――。