外回りの手続き

 

 

 

 

 

 

晴れ、のち曇り。25度。

6時に起きる。

朝餉は、レタス・マッシュポテト・豆のサラダ、味噌汁(ジャガイモ・大根・人参・油揚げ・豆腐・ネギ)、卵・味噌・チーズ・さつま揚げのおじや、ルイボスティー。食後にメロン、コーヒー。

郵便局で水道料金の振り替え手続きやら。ダイレクトプラスで口座を開設した年寄りは希少らしく、簡単な手続きに時間がかかる。大丈夫かな、ゆうちょ……。

妻と電車で年金事務所へ。滋賀になっている登録住所をこちらへ戻し、振り込み銀行の変更を。予約せずに行ったのだが、15分ほどで終わる。軽い散歩のつもりが、駅からけっこう歩いた。前回来たのは、手帳を紛失した妻を連れてのことだったが。

昼餉は、駅近くの店で和定食。妻が大根おろしハンバーグ、僕は鯖の味噌煮と大根の煮物。十五穀米のご飯を二人しておかわりする。

駅そばの理容院で散髪。隣の席に座った白髪の老人。どんなふうにしますか?と聞かれて――。

短くしちゃったらヤダしなぁ、かといってこのままじゃあ、来た甲斐がないし……。

じゃあ、そのあたりをうまい具合にしましょうか、と理容師。

ちなみに僕は、サイドは6ミリで襟足は3ミリ、上のほうはざっくり梳いてください――が常套句。前髪をどう処理するのか、美容師の腕の見せどころをいつも愉しむ。いつまでこのオーダーでやれることやら。

妻とはカフェで待ち合わせ。アイスコーヒーを。

帰りの電車で。妻の斜向かいの席に座ったら、妻の隣の男性が席を動こうとする。大丈夫ですよと手で制したら、今度は僕の隣の若い男性が席をひとつ動いてくれた。どちらの好意もごく自然にやっていらっしゃる。誰もが何気ない。

夕餉は、メロン。駄菓子をかじる。ウィスキー・オンザロック。

人口が減っているのに、経済を上向ける方策を識者が語っている。どこでなにを学んできたのやら……。