異形をこそ

 

晴れ。26度。

8時に起きる。

朝餉は、グリーンレタス・キャベツ・キュウリ・カニカマのサラダ、味噌汁(玉葱・人参・シメジ・油揚げ・豆腐)、バゲット、バナナ、紅茶。食後にコーヒー。

冷凍庫で凍らせた梅の実を、ハチミツとともに瓶に漬ける。梅の木はがんばって、粒揃いが15個ほど。前年の枝打ちがたまたま良かったらしい。

その模様や形を愛でる木の瘤は、傷を治す過程で木がみずから治療した跡だ。災害で傷ついたり、雪の重みで折れたり、病気で腐ったり。原因の数だけ瘤があり、さまざまに姿形を変えていく。たいがいの瘤は、硬くて重い。ゴツゴツしている。びっくりするような形になる。その瘤を使って、カップやアクセサリーを作ったりする。美しいものができることを、ヒトは昔から知っている。

木に限ったことではないな、と思う。負った傷は、それを治してこそだ。傷の跡は異形だが、それが美しい。最終的にそんな視線を向けられれば、人生の陰影は深くなる。

昼餉は、バゲット2切れ、ミルク。

ジョギング、12.3キロ。

白鷺の羽が、純白にはえ揃っている。青鷺ははるかに図太くて、逃げ飛んでいく白鷺を尻目に、走ってくるこちらをずっと睨め付ける。いきがかり上、僕も目が離せなくなる。

子育て中のつがいは、まだ遠くにいる僕を威嚇してくる。声で、飛翔で。緊張感が空を覆っている。

夕餉は、大根とカボチャの煮物、ピーマン・キャベツ・ウインナーソーセージの中華炒め、味噌汁(玉葱・人参・シメジ・油揚げ・豆腐)、ご飯、赤ワイン。

 

 

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