扉の鍵

 

晴れ。23度。

7時に起きる。

朝餉は、スクランブルエッグとウインナーソーセージ、コンソメスープ、トースト、バナナ、紅茶。食後にコーヒー。

梅の実を収穫して冷凍庫へ。シロップに生まれ変わるのは10日後くらい。萎びた実のほうはジャムになる。梅の雨でも、今日は違う。

ジョギング、7.13キロ。西北西の風。

昼餉は、シリアル。

田植えが終わり、蜘蛛たちがいっせいに巣を張る。

南の空に夏の雲。

最善がいいわけではない。

なにかがちょっと混じっている。それが何なのか、わからないままに選ぶ。その瞬間の混濁した視界を留め置く。それの方が、間違いがない。間違っているのかもしれないけれど、それがいいのだと思う。

間違っているのに、間違いでない。撞着しているようだが、それが理にかなっている。

夕餉は、ニラ卵、味噌汁(玉葱・人参・シメジ・油揚げ・レタス)、ご飯、赤ワイン。

説明できることは、説明できることのうちにだけ生きられる。その外を知るには、撞着しかない。

扉は、そこにしか存在していない。

開けても、何かがあるとは限らない。

がっかりするかもしれないし、しないかもしれない。

それくらいは、知っている。

 

 

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