堅焼き

 

晴れ、のち雨。33度。

7時に起きる。

朝餉は、バナナ、レタス・ミニトマト・パプリカ・ツナ・カニカマのサラダ、トースト、麦茶、冷たいミルクティ。

猛烈な暑さ。キーを叩く気にもならず、寝そべって本を読んでいると眠りに落ちている。畳から数センチ上空がほんのちょっぴり涼しい。ここが波打ち際ならと思おうにも、想像の翼は閉じたきり。

昼餉は、シーフードカレーをかけた堅焼き中華そば、麦茶。

大昔、伯父に連れられてデパートだったかの食堂へ行った。好きなものを食えと言われて、なぜか堅焼き五目そばを頼んだ。初めて口にするものだったので、運ばれてきた皿を見てうろたえた。口に入れて、こりゃなんだと驚いたが黙って食べた。硬い細麺の先っぽが刺さった痛みと火傷で口内はたいへんなことになった。旨いかと訊かれて、ただ頷いた。

五目餡をかけたカリカリの細麺を食べた記憶はほかにない。

雷雨が来るまで、妻と庭仕事。汗が滴り落ちる。

自生のミントがぐんぐん伸びている。ミント水でも作ろうかと言っても、草取りでうんざりしている妻から色良い返事はない。ならばモヒートでも、と言いかけてやめた。ホワイトラムもライムも炭酸水もここにはないのだった。

夕餉は、冷奴、妻の作った春雨サラダ、トマト・オクラとツナ・冷製パスタ、ビール、麦茶。食後に抹茶ゼリー。

妻の作る抹茶ゼリーは小豆餡がのっている。寒天を使ってないから水無月じゃないよと、妻が言う。

 

f:id:Tosshy:20200722104905j:plain