暑熱の些事

 

晴れ、のち曇り。31度。

7時に起きる。

朝餉は、バナナ、レタス・キャベツ・トマト・キュウリ・パプリカ・ミニトマト・竹輪・カニカマのサラダ、トースト、アールグレイ、麦茶、コーヒー。

暑い。縁側の机でキーを打てるのはいつまでだろう。

庭の枯れた池の底を小さなトカゲが過ぎっていく。地べたは火傷するくらいだろうに。

昼餉は、クルマで妻と彦根の蕎麦屋へ。十割のざる蕎麦。

ジョギング用メガネの蝶番ネジが折れた。汗が入って腐食していたらしい。ネジの先っぽがテンプルに入ったまま折れたので、それを抜くすべがありませんと言われる。銀座の999.9へ持ち込むのは面倒だし、行ったとしても修理は無理そう。メガネの災難続きだ。

妻のケータイのバッテリーを交換してもらう。台所の照明のリモコンが言うことをきかない。家電たちが少しずつ狂っていく。

濡れたタオルを首に巻く。僕も少しずつ狂いそうだ。

夕餉は、冷奴、ピーマンと小松菜のカレーチーズ炒め、夏野菜のシーフードカレーの残り、麦茶。食後にみたらし団子など。

妻と散歩に出る。風の止まった夜に人影もない。取り留めのない話し。あっちこっちでクモの巣を浴びる。

帰ってテレビを観ていたら、首筋にモゾモゾと。手で払うと、ホクロほどの黒い甲虫が床に落ちた。

 

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