貯金できない払い戻し

 

曇り。14度。

6時に起きる。

朝餉は、ワカメとキュウリ・カニカマの酢の物、大根とカボチャの煮物、卵焼きと大根おろし、豚バラとパプリカ・ピーマン・玉葱・人参・キャベツのオイスターソース炒め、味噌汁(人参・玉葱・大根の葉・豆腐・エノキ)、玄米ご飯、ほうじ茶。食後にコーヒー。

女房はクワイアの打ち合わせに。遅くに帰宅。

ワルシャワで去年開催されたフォルテシモ・ピアノによるショパン国際コンクールを追ったドキュメンタリー。ピリオド楽器に挑戦する若き才能の様子は、その前に観た浜松国際とは一味も二味の違った。

自分をその場に留め置くための、メジャーメントとしての存在。スポーツのような厳然とした数字の裏付けがない世界に生きる才能たちの拠り所であり、最後通牒でもある。

メジャーメントのないジャズの世界の孤独がいっそう感じられる。

昼餉は抜き。

文学とか美術全般もそう。メジャーメントなき航海の羅針盤は、目に見えない市井の人々だ。紡ぐことによってしかアプローチできない世界では、日々という蓄積でしか測れない物事がある。曖昧糢糊としているようで、それは何かを確実に払い戻してくる。

夕餉は、調理パンや菓子パンとミルク。

女房は遅くに帰宅。

AppleはiOS 13.3のパブリックベータをアップデートしてβ2をリリースした。