輻輳していた時代

 

晴れのち雨。30度。カラッと。

8時に起きる。

朝餉は、バナナと豆乳のジュース、オクラのお浸し、味噌汁(人参、玉葱、キャベツ、小松菜、豆腐)、BLTサンドイッチ、麦茶。食後にアイスコーヒー。

女房は、京都旅行で立ち寄った友人に彦根など案内。夜に戻る。

昼餉は、フルーツシリアル、胡桃の実。

Netflixの連続ドラマ『全裸監督』(監督・武正晴)。村西とおるの半生を描いたシリーズはアダルト・ビデオ黎明期、’80年代の日本を舞台にしている。ストリーミング配信ならではの内容だ。黒木香役の森田望智の演技が当時を彷彿とさせる。

前貼り・本番無しのアダルト・ビデオで初めてセックスを描いた村西さんの人となりが今ひとつ伝わらないもどかしさとか、脚本の甘さが残るものの、稀有な人物像はそこそこ描けている。

本番ビデオのシーンが、本番ではないことのアナクロニズム的な状況をどう捉えたらいいのか。「そんなんじゃあ、ヌケないだろう」と村西監督役の山田孝之が女優を口説くシーンがその最たるものだ。このドラマ自体にこそ言ってやるべき台詞かもしれない。

村西監督や黒木香がテレビを賑わせていた当時のこの国は、それでもまだ若さが残っていたのだな、と思わずにはいられない。

夕餉は、焼きそばと冷や麦、麦茶。

 

f:id:Tosshy:20190825104829p:plain