雨とほくろ

 

 

 

 


晴れ、のち風雨。13度。
6時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたリンゴとバナナ、サラダ(サニーレタス・キャベツ・大根・キュウリ・チーズ・カニカマ・バジル)、味噌汁(ナメコ・油揚げ・豆腐・ネギ・人参・玉葱)、卵サンドイッチ、アールグレイ。食後にコーヒー。
妻はクワイアの稽古へ。夜に戻る。
注文していた画集本が届く。凪(なぎ)著『雨とほくろ 凪作品集』(芸術新聞社刊)。この画家の絵は、古来の日本画に息づくなにかを正統に受け継いでいる。絵を学んだという形跡はないけれど、絵はもともと学校で学ぶことではない。いくら学んでも、受け継げる保証はどこにもない。受け継いでいるなにかを言葉にする必要はないとぼくは思う。絵は、そのためにある。女絵に流れているこの国の凛々しさは、ぼくらの血に流れている。絵を見れば、その血が騒ぐからすぐわかる。
昔、この出版社の社長さんとはある会合で定期的に会っていた。画集を刊行されていることを知ったのは最近のことだ。とてもいい仕事をされている。求めた画集は著者のサインが入った版元直送のものだ。
昼餉は、ブルーベリージャムの食パン、コーヒー。
にわかに曇って、雨が降り風が吹く。春の嵐。うん、来たなと思う。
ベランダのムスカリに小さな花が付いている。妻が見つけて嬉しそうだ。
夕餉は、納豆、マカロニサラダ、梅干し、味噌汁(ネギ・ウィンナーソーセージ・玉葱・人参・油揚げ・豆腐)、玄米ご飯、赤ワイン。食後にコーヒー、煎餅。
妻はデパートの惣菜コーナーで求めた中華モノ、玄米ご飯。