脚の萎えたタフト

 

 

 


雨。16度。
7時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(キャベツ・大豆煮・カニカマ・バジル)、味噌汁(人参・玉葱・油揚げ・豆腐・小松菜)、ハムと卵のトーストサンドイッチ、アールグレイ。食後にコーヒー。
宅配便が訪う。古書買取り店に送るダンボールを託す。5分と経たないうちに、手元に残そうとしていたほうの箱を送ってしまったことに気づく。仕方ない、それもなにかの巡り合わせかも、と諦めかけた。その箱には、手書きの原稿が入っていたのだと思いおこす。近くに宅配業者はまだいたようで助かった。

妻がなんども、電話をしてもういちど戻ってもらってと訴えた。しょせんは本じゃないか、と早々に諦めようとした自分が恥ずかしい。戻ってきた箱のなかには、読むのを愉しみにしていた本が実はたくさんあったのだ。
昼餉は、野菜と竹輪のかき揚げをのせた温かい蕎麦。
シェアカーを借りて、Bluetoothスピーカーやキーボード、プリンタ、Wi-Fi中継機などのせて妻と長浜へ。そこそこの値付け。ダイハツのタフトはサンルーフが付いている。オモチャみたいな意匠で、ゴテゴテとさまざまな機能もぬかりなく。小さな段差を越えるときにガタンと硬い感触があって、ボディーが軋む。それがずっと頭から離れない。こんな脚まわりのクルマを買うのはゴメンだが、世間では後席がスライドしないだのセンターコンソールが邪魔だのと指摘されている。
夕餉は、人参のグラッセ・フレンチフライ・小松菜のお浸しを添えた合い挽き肉のハンバーグ、味噌汁(ジャガイモ・小松菜・もやし・玉葱・人参・油揚げ・豆腐)、玄米ご飯、赤ワイン。食後にコーヒー、ピーナッツ。