ピアノに親が託したもの

 

 

 

 

曇り。14度。
7時に起きる。
朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(キャベツ・レタス・大豆煮・カニカマ・バジル)、味噌汁(ジャガイモ・玉葱・人参・油揚げ・豆腐・小松菜)、ハム・卵焼き・レタスのトーストサンドイッチ、アールグレイ。食後にコーヒー。
ピアノの行き場を求めて妻が心当たりに電話。同じような人がたくさんいるらしい。行き先を求めているピアノがこの国には溢れている。僕らでさえそうなのだから、同じ悩みを抱えている人々はたくさんいるのだ。
そうしたピアノを弾ける状態にしたうえで輸出するというビジネスもある。
昼餉は、イチジクパン、バームクーヘン、コーヒー。
子どもの習い事としてピアノは昭和のある時期のステータスだった。両親の夢のようなものもピアノは背負っていたと思う。ぼくらは、その思いを処分できずにいる。
夕餉は、レタスを添えた鶏むね肉の唐揚げ、味噌汁(ジャガイモ・玉葱・人参・小松菜・油揚げ・豆腐)、玄米ご飯、赤ワイン。食後に、煎餅。
妻と散歩へ。ピアノのことを話しながら歩く。旧市庁舎のあった場所が更地になっている。駅のそばに忽然と現れた空き地を市はどうするつもりだろう。そんなことも話したり。