地域限定、季節限定

 

 

 

 

 

 

 

 

晴れ。23度。

7時に起きる。

朝餉は、蜂蜜をかけたバナナ・柿、サラダ(キャベツ・大豆・カニカマ・バジル)、ハム・目玉焼き、味噌汁(サツマイモ・玉葱・人参・キャベツ・油揚げ・豆腐)、バタートースト、ハーブティ。食後にコーヒー。

妻はクワイアの稽古やらへ。夜遅くに帰る。

ジョギング、9.41キロメートル。Tシャツに短パンで走るジョガーはほかに見かけなくなった。なのに、今週は夏日になる日があるという。

米国MLBのワールドシリーズは、アリゾナとテキサスという南に偏った対決。テキサスにいたっては一度もワールドチャンプになったことがない。地元は熱気に包まれているが、どちらかが大勝ちするという大味な試合が続いている。選手たちの黙々と戦う姿は、MLBの中では地味な方だと思う。アリゾナの監督はヤクルトで1年だけプレイしたことがある。だからというわけではないだろうが、小さな野球に偏見がない。’17年に最優秀監督賞を受賞しているのは、選手を鼓舞する言葉と良き方へと導く目を持っているからだ。

全米中継の視聴率はきっと低いだろう。野球は時間がかかりすぎで、人気が下降している。取って代わろうとしているのは、サッカーとアイスホッケーだ。アメフトもバスケもセット時間が決まっている。

こういう時代に野球のような興行は馴染まないらしい。

ほぼ毎日試合があって、目に沁みる芝生を見ながら大声を張り上げられる。他方で、厳密な数字が選手たちの人となりを描出して、それが戦術や戦略の土台を築く。ほぼ毎日の試合がなければ、そういう数字は意味をなさない。ほぼ毎日が試合でも、選手たちは愉しそうだ。ハードだろうけれど、だからこそ、ゆったり試合を運ぶ。

そんなスポーツはほかにない。

昼餉は、菓子パン、カフェオレ。

この国のプロ野球も日本シリーズ真っ最中だが、米国のように地域限定の対決になっている。ヒリヒリするような接戦が続いて、気が抜けない。なんにせよ、監督の采配に目が集まる。ベンチからのサインをテレビカメラが映す。1球ごとにそれが変わる。野手が前後左右に守備を動かす。文字どおり、一挙手一投足に目を凝らす。

そんな季節が今週で終わろうとしている。

夕餉は、冷や奴、豚バラ肉と野菜の中華炒め、味噌汁(玉葱・人参・キャベツ・油揚げ・豆腐)、玄米ご飯、ウィスキー・オンザロック。食後にコーヒー、アイスクリーム。