説明してくれなくてもいい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

晴れ。22度。

7時に起きる。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたリンゴ・柿、味噌汁(玉葱・小松菜・人参・油揚げ・豆腐)、パンケーキ、チャイティー。食後にコーヒー。

ジョギング、6.48キロメートル。

一般相対性理論では、時間は空間と渾然一体になっている。それを時空と呼ぶ。時間は空間によって歪む。時間をそれのみによって定義はできない。現在という瞬間は、常に未来から過去へと推移する微分の方向性だけでは定義できない。

そういう説明を僕は理解できない。ただ、イメージはできる。僕らの日常は時間によってのみ説明できるのに、時間自体を説明できる人はいない。生まれて死んでいくまでのこと、と説明してくれる人はたくさんいる。だがそれは、人の生死の説明でしかない。時間は流れるものだと暮らしの中では頭から信じている。はたして、そうなのだろうか。

昼餉は、ブルーベリージャムのサンドイッチ、コーヒー。

1年は365日で、それは8760時間だ。1年は太陽を周回する地球の時間から決められている。たったそれだけの局所的な数値だ。時間は果たして存在するのか。哲学における時間は明確な説明ができていない。いわんや物理においてをや、ではある。

映画はジェームズ・グレイ監督『アド・アストラ(原題:Ad Astra)』。主演はブラッド・ピット、父役でトミー・リー・ジョーンズが宇宙を漂っていく。陳腐な脚本。大金を投じた人々は、脚本を読んでいるはずだが。ぎりぎり回収できているらしい。

夕餉は、冷や奴、納豆、キャベツ・シメジ・ウィンナーソーセージ・卵の中華炒め、味噌汁(シメジ・玉葱・人参・油揚げ・豆腐)、玄米ご飯、ウィスキー・オンザロック。食後にコーヒー。