ギタリストたちのギター

 

 

 

 

 

 

 

 

晴れ。19度。

7時に起きる。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ・リンゴ、オレンジマーマレードのトースト、ミルクチャイティー。

妻から、米原も寒くてストーブを点けたと。去年の灯油だったとか。夏日だったのが嘘のよう。

NHKの囲碁トーナメント。大竹優7段が張栩9段を下す。落ち着いた指しまわし。顔は42歳だが、ほんとは21歳(失礼)。最終盤、数目差を読みこもうとして顔を歪める。それでも張さんの読みを上回った。根っこの勝負師ヅラが、どうか凍てつかぬよう。

ジョギング、5.26キロメートル。風が冷たい。

昼餉は、チーズをのせたクラッカー、豆乳コーヒー。

こんな歳になってギターに強い興味を抱くようになった。いやいや、もともとギターは好きだった。ギタリストももちろんだ。ウェス・モンゴメリー、ジョー・パス、ジム・ホール、バーニー・ケッセル、ケニー・バレル、ジャンゴ・ラインハルト、アール・クルー、ハーブ・エリス、スタンリー・ジョーダン、ローリンド・アルメイダ、パット・メセニー――キリがない。だが、いちばんはフレディー・グリーンだろう。やはり、カッティングがキレキレでなければね。

ロックはもっと大変だから割愛するにしても、ギタリストに共通しているのは、誰もが肌身離さずギターを携えていること。寸暇を惜しむように、いつも爪弾いている。好きなギタリストはみんなそうだ。身体の延長のように抱えている。それが嬉しそうだ。

夕餉は、アーリオオーリオ・ペペロンチーノ、ウィスキー・オンザロック。