主客の転倒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

晴れ、のち雨。27度。

7時に起きる。

朝餉は、レタス・キャベツ・玉葱・キュウリ・カニカマ・バジルのサラダ、味噌汁(小松菜・玉葱・人参・油揚げ・豆腐)、ハム・チーズ・卵焼き・レタスのトーストサンドイッチ、アールグレイ。食後にコーヒー。

関東が梅雨入りしたとメディアが伝えている。5月末の関西といっしょだと早合点していた。

紫陽花が真っ盛り。涼しげな青い色は、土が酸性であることをあらわしている。赤系を青に変えたければミョウバンを撒くといいと言われている。義母の家を整理する際に移し替えた紫陽花は、畑で何色の花を咲かせるだろう。

昼餉は、コロッケパン、コーヒー。

『こちらブルームーン探偵社』のテーマを歌っていたアル・ジャロウの声とか、水曜ロードショウのテーマ『水曜日の夜』を吹いていたニニ・ロッソのトランペットの音とか、’80年代の夜遅くのテレビには、ここからは大人の時間です、という不文律がまだギリギリ生きていて、それが音楽にもあらわれていたように思う。

バブルになってのち、そういうくびきはそっくり取り払われて今に至っている。

ベトナム戦争後の世界のことを考えると、いかに手強かったかわかる。世の中が荒れていくのと時を同じくして台頭したものがあるとすれば、それはパーソナルコンピュータだろう。世界はすっかり取り憑かれてしまい、それを取り込むことで、社会を作り直してきた。パーソナルコンピュータを取り込んだのではなく、僕らが取り込まれてきたのかもしれない。

夕餉は、小松菜のお浸し、きんぴらごぼう、レタスを添えた鶏胸肉のコンソメパン粉焼き、味噌汁(小松菜・玉葱・人参・油揚げ・豆腐)、玄米ご飯、赤ワイン。