油を指して、よく磨いて

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

晴れ、のち雨。26度。

7時に起きる。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、レタス・キャベツ・大根・大豆・カニカマ・バジルのサラダ、味噌汁(小松菜・シメジ・油揚げ・豆腐・玉葱・人参)、豆パン、アールグレイ。

ウクライナの大統領は、F16戦闘機の供与を先進国に願い出た。陣営国が協力するなら米国は許すらしい。

F16はパイロットの訓練に1年以上かかると言われている。ロシアとの戦争はそれくらいのタイム・スパンを覚悟しているのだろうか。

もっとも、パイロット込みの供与ということも考えられる。NATOはこっそりやるかもしれない。

昼餉は、菓子パン、ミルク、ザクロ酢ジュース。

ジョギング、10.31キロメートル。夏日を超えて、脚がドッタンバッタン。

ロシア人は、民主的な制度によって大統領が選ばれたのだとどれくらい本気で信じているのだろう。

米国では、選挙制度はともかく、開票システムは信頼に足ると思っている国民は半分くらいかもしれない。

民主的な制度は、そこから誕生した為政者を独裁者へ祭り上げられるリスクを内包している。選挙制度さえいかようにも変えられる。民主主義の手続きにのっとっていれば、その手続き自体を変えることもできる。

民主主義の手続きとは、国民の総意に基づいた投票システムを有していることが前提にある。だが、その総意さえ恣意的に操作できるリスクを抱えている。民主主義とは、常に操作のリスクと対峙している脆弱な基盤なのだ。

僕らは、いかようにも解釈できる憲法やら投票システムやらを抱えている。そのうえに立って、民主主義という制度がうまく機能しているのか常に監視しなければならない。

たぶん大丈夫などということは、こと民主主義においてはないのだ。手間と時間のかかるイデオロギーであることを、僕らはついつい忘れる。狂気を抱えている為政者は、その隙をいつも狙っている。

夕餉は、冷奴、人参のグラッセ・小松菜ポン酢和え・モヤシのナムルを添えた鶏肉ハンバーグ大葉包焼き、味噌汁(小松菜・ジャガイモ・玉葱・人参・油揚げ・豆腐)、玄米ご飯。

結局、誰かに任せるということはできない。代理者を立てることは民主主義に本来は馴染まない。間接民主主義は、あくまで間接であって、参画しなければそれは民主主義とは言わないのだと知るべきなのだ。

ついつい忘れがちだが、そういうことなのだ。