秋雨の足音

 

 

 

 

 

 

 

 

曇り、のち雨。20度。

7時に起きる。

朝餉は、キャベツを添えた目玉焼きとビアハム、バタートースト、ミルク、コーヒー。

午後の雨から気温が下がる。

昼餉は、ミルクをかけたシリアル。

妻は、昼間は新幹線の風洞実験場のイベントへ、夜は清岸寺のイベントへと、地域に溶け込もうとしている。生まれた土地との途切れた記憶を結ぼうとしている。

清岸寺はライトアップされ、早川鉄平さんの切り絵の襖が闇に浮かび、シタールとタブラの演奏と和尚の読経がコラボレーションしたという。清岸寺は、小堀遠州の手になる庭に面してカフェをオープンしたり、離れで座禅会を催したりしている。

その前向きさが、妻とどこかで通じているらしい。義両親の菩提寺に妻は折に触れて手を合わせにいく。

夕餉は、カレーライスの残り、ウィスキー・オンザロック、コーヒー。