伝わらないこと

 

 

 

 

 

 

 

おおむね雨。23度。

7時に起きる。

妻の作った朝餉は、リンゴジャムとヨーグルトをかけたバナナ、キャベツのサラダ、味噌汁(玉葱・人参・油揚げ・豆腐・ネギ)、バタートースト、ミルク。食後にコーヒー。

妻は新宿へ。クワイアの稽古で使うホールの確認とか。夕方に戻る。

次の台風が近海で生まれる。勢力は並らしい。

政権の支持率が、毎日新聞で30%を切ったという。与党の支持率も落ちている。集票マシンとしてカルト宗教を使っていた議員の煮え切らない態度が反感を買っている。元首相の国葬をめぐる議論が他方にあって、同じカルト宗教がからんでいる。

首相は米国に飛んで、この国への投資を促したり国連を機能させる改革の必要を説く演説を国連総会で行った。この国のメディアはその中身を伝えているけれど、総会の会場はガラガラだった。この国の政治家への関心はほとんどない。

首相の演説を聞いていたのは30人もいなかった。リモートで済ませた代表が多かったのではとか、わかったふうな説明はいらない。

どうしてもと思う演説は間近で聞きたいものだ。

プーチンはウクライナの占領地区でロシア編入の是非を問う投票を始めた。ロシア軍がウクライナ人に目を光らせている。

首相は、演説のあとでウクライナの首相と会談している。手元の紙に目を落として何やら語っていた。それをウクライナの首相がじっと見つめている。

苦境の政治家に語る言葉くらい、自らの言葉で語るのが礼儀というものだろう。熱量のない言葉を紡がれて、戦時下の政治家はどう思ったことだろう。

夕餉は、カボチャの煮物、唐揚げの残り、厚揚げとナス・万願寺とうがらしのオイスターソース炒め、塩鯖焼き、味噌汁(玉葱・人参・油揚げ・豆腐・ネギ)、玄米ご飯、ウィスキー・オンザロック。