初冬の冷性

 

 

 

 

 

 

 

雨、遅くに晴れ。19度。

夜半にこむら返り。起き上がって伸ばすを繰り返す。

6時に起きる。

札幌で起居していると、外界が遠ざかっていく。戻ってきて、欠落を埋める。それが埋めるに値する事象かはさておき——そういうことが、知らぬ間に日々を形づくっている。

Insanity is doing the same thing over and over and expecting different results(狂気とは、同じことを繰り返し行い、違う結果を期待すること)。アインシュタインが言ったとか言わなかったとか。誰が考えたにせよ、これは至言。

狂気と日々をリンクさせた構造性の発見とも言える。

「解散したのかしら?」

素っ頓狂な問いかけをしてくる妻。

飛行機も街も、コロナ禍はなかったかのような人出だった。それでもマスクが消えることはない。

ロシアをはじめとして、他国では相変わらずの猛威。

昼餉は、妻の作ったジャガイモのガレットと目玉焼き、バナナジュース。

NHKの囲碁トーナメント。広瀬優一5段が村川大介9段に7目半勝ち。左下隅の大きな地を村川さんが取って、右辺との振り変わりになった時は損をしたように見えた。短い時間でその勘定を相手に選ばせた。若い時ならではの勝負勘のカオス。彼は21歳だという。

買い物に出て、風の冷たさに驚く。

夕餉は、厚揚げ・大根・人参の煮物、妻の作った味噌汁(大根・人参・油揚げ・ネギ)、ピーマンの肉詰め、玄米ご飯、ウイスキーオンザロック。食後に栗羊羹、コーヒー。

忘れていたが、AppleOS群のパブリックベータ・プログラムを更新してβ4をリリースしている。