強固な制度と、ゆるい組織。

 

 

 

 

 

 

おおむね晴れ。27度。

6時に起きる。

ほうじ茶、コーヒー。

親から選挙区を引き継いだ息子やら孫の国会議員を、さらにこの国のトップに選ぶ。

この国じゃなくて、どこかの国の出来事だと思って想像してみる。

昼餉は、ピーナッツ煎餅、リンゴジャムの全粒粉マフィントースト、豆乳、コーヒー。

国会議員が、家業になっている。そういう家を、メディアが名家と呼んだりする。サラブレッドという言葉さえ使う。

その家業を支えるために、1票を投じる人がたくさんいる。

家業にすることを許した最初の国会議員を、名家の誉れとして紙幣に印刷までする。

ゆるい制度と、その上にできた強固な組織。

封建時代でもあるまいし。

求めるべきは、逆のこと。

夕餉は、トマトを添えた冷奴、アーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ、冷たいほうじ茶、ウイスキーオンザロック、コーヒー。

妻とビデオ会話。