一生に一度

 

おおむね晴れ。16度。

7時に起きる。

朝餉は、大根の皮のきんぴら、焼きホッケ、鶏胸肉のソテー、味噌汁(ジャガイモ・大根・人参・三つ葉・豆腐)、ご飯、大根のお新香、柿・ブドウ・リンゴのヨーグルト掛け、番茶。

昨夜、早く寝た母は普通に食べる。

フロアヒーターの点検業者が訪う。炎をコントロールする王冠みたいな金具を交換したら、姉が嫌っていた赤い炎が影を潜めた。新品購入の10分の1の出費。

この世には、会いたいと思っていても会えない人がいる。

たまたま連絡先を交換しなかった。そのつもりでいたのに、機会が訪れなかった。探す手がかりはほとんどなくて、そうなると気持ちの収まりどころが見つからない。誰にでも、そんな人の一人や二人はいる。

こんな時代だというのに、どんなツールを使ってもその人は見つからない。まるで、最初から存在していなかったかのようだ。

ジョグは9.2キロ。森の公園にクマゲラ、エゾシカを見る。赤い実は、ナナカマド。

遅い昼餉は、ピザトースト、豆乳、ミルク。母にケーキ。

父の転院先の病院では、レギュレーションを緩めてくれた代わりに個室をあてがわれる。他の患者との接触をできなくして、新型コロナの感染を避けるらしい。個室なので入院費が跳ね上がる。父の蓄えから取り崩すことに。

夕餉は抜き。