もし足りないものがあるとするなら……

 

おおむね晴れ。35度。

7時に起きる。

朝餉は、卯の花、がんもどきの煮物、卵焼き、焼き塩鮭、味噌汁(人参・玉葱・ズッキーニ・シシトウ・シメジ)、玄米ご飯、麦茶。

妻と清岸寺へ。墓を洗い、花を手向ける。他にも数組がお参りに来ている。妻は庭から採ってきた草も添えた。

妻と彦根のホームセンターへ。妻の部屋用のサーキュレーターを求める。エアコンとの併用でなければとは思うが無いよりマシかと。それにしても、我慢強さにかけて僕は足元にも及ばない。

昼餉は、たい焼き、ハムのサンドイッチ、アイスコーヒー、麦茶。

7キロをジョグ。追い風に走ると気絶しそう。滝の汗。

ダブルのウィスキー・オンザロックをちびちびやりながら、食材を切っているときの心を虚しゅうしている状態は、和紙を前に墨をすっているときに似ている。

だからどうのではない。どこへも転がっていかない、どちらへも落ちない。なにも決めない。前へ進まず、後ろへも戻らない。段取りをなぞって、鍋やフライパンの様子を見ている。

上手くいくときもあれば、そうではないときもある。

ウーシャンフェンが欲しいとか、シリコンの小ベラが欲しいとかぼんやり思っている。

暑いし、熱い。首に回した濡れ手ぬぐいが乾いていく。

僕の料理に欠けているもののことを考えている。

夕餉は、冷奴、キュウリ・カニカマの酢の物、妻が買ってきた餃子・エビチリソース、シーフードと夏野菜のカレー、モヒート、麦茶。

 

f:id:Tosshy:20200815105010p:plain