消えていく風景

 

晴れ、のち曇り。33度。

7時に起きる。

朝餉は、バナナとメロン、キャベツ・サニーレタス・コーン・カニカマのサラダ、焼きナスのポン酢かけと卵焼き、トースト、麦茶。

長浜の美容院へ。朝一番でも順番待ちは、お盆休みならでは。

妻は、Zoomでミーティング。クワイヤの稽古はずっと休みが続いている。代わりに、オンラインのレッスンが。

妻の参加しているクワイヤは選曲がおかしい。日本の歌謡曲とかを歌う。ゴスペルをやるなら正面から取り組んでほしいのだが、そこを避けているように見える。衣装はゴスペルシンガーそのものだが。

昼餉は、りんごパン、シナモンパン、コーヒー。食後に、生菓子。

9キロをジョグ。汗だく。

デジカメ市場は逆風に喘いでいる。オリンパスが映像部門を売却して84年の歴史を閉じる。朝日カメラが休刊した。ニコンのカメラ事業が赤字になった。10年前には業界全体で1億2000万台を出荷していたが、今は1500万台を維持できない。恐ろしいほどの縮小だ。たった10年で天国から地獄へ。こういう変化はデジタル時代そのものだ。小売店はもっと苦しい。

カメラを持ち歩くのは、一部の趣味人だけになった。動画系サイトの隆盛が静止画を追いやった。一眼レフで動画を撮るのも一部のマニアだけだ。ソニーだけが気を吐いているように見えるが、それも楽観視できない。

新しいカタチや息吹、暮らしの提案ができなかったりことごとく失敗したのは、スチルもムービーもスマホで済ませられるからだ。性能の高さが魅力にならないのは、いつか来た道ではある。こんな古ぼけた文章を書くくらい、デジカメは古色蒼然としている。べったり張り付いた懐古趣味が追い討ちをかける。

市場はもう存在しないようなものだ。僕には、レコードプレーヤーのような行く末が見えるが、その場合のカメラはフィルムだろうと思う。

夕餉は、メロン、おぼろ豆腐の冷奴、卯の花、ポテトサラダ、がんもどきの煮物、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・小松菜・豆腐)、玄米ご飯、モヒート、麦茶。食後にコーヒー、くず団子。