巨大な倉庫

 

曇り。23度。

7時に起きる。

朝餉は、ヨーグルトときな粉をかけたバナナ、レタス・パプリカ・大根・大豆煮・ポテトのサラダ、トースト、ルイボスティ。

音楽も小説も、僕らにはシリアルに届く。いっぺんに全貌は俯瞰できない。当たり前のことだが、とても大事なことだ。呼んだり聞いたりは、順を追って咀嚼していく。

文脈と文意は一体のものだが、その関係性はとても脆い。だが、そのぶんだけ鮮烈な印象を残す。音楽にも同じことが言える。だからこそというべきか、僕らはそのプロセスを大事にしている。文脈と文意とが合わさったスタイルという乗り物に、自分をあずけることができるか。そのドライブ力を無意識に見極めている。

読むなり聞くなりしているプロセスが、同時にドライブ力の評価につながっている。ドライブ力は、時間という軸を中心に展開する。読むのも聞くのも、時間という属性の姿を変えた実体だ。

これらのことは、ぜんぶが当たり前のこととして、享受されている。だが、僕はごくたまに、この当たり前のことがとても愛おしく感じられる。それは、心という倉庫で繰り広げられる、ある種の棚卸しに思えて仕方ない。

昼餉は、妻が作ったチーズトースト、コーヒー。

書くことは、それだけではない。1文字ごとに、1音ごとに、それは浄化の作用をもたらす。

それは、心という倉庫で繰り広げられる、ある種の発送作業に思えて仕方ないのだ。

夕餉は、厚揚げの揚げ出し豆腐風、鶏ひき肉の豆腐ハンバーグ、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・エノキ・豆腐)、ご飯。

今月の総括を。アクティビティは6日。距離は53キロ。スクワットとプランクはほぼ毎日。

 

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