強い雨。8度。
8時に起きる。
朝餉は、ポテトサラダ、レタス・大根・コーン・梅漬け・カニカマのサラダ、竹輪・さつま揚げと目玉焼き、味噌汁(人参・玉葱・カボチャ・小松菜・豆腐)、ロールパン、フランスパン、アールグレイ。食後にコーヒー。
ずっと降っている雨のおかげで、街は眠っている。テレビのスイッチさえ入れなければ、この世界はどこまでも滑らかだ。
Apple Musicは、いつの間にか古臭いサービスになってしまった。登場したときの胸躍る視界は霧の中に消えてしまった。足を引っ張るような劣悪な音質が、音楽を遠ざけていく。
音楽を愛していた経営者は、今のApple Musicをどう見ているだろう。
LINNとRoonがやろうとしていることを見ていると、音楽の愛し方を競っているかのようだ。それは、iPodやiTunesがベールを脱いだときに僕らが感じたこと以上にまっすぐ僕らに届く。
脱しようとしているのは、デジタルの全般を覆っているくびきからだ。そのくびきは、Appleそのものかもしれない。そんなふうに感じてしまうくらい、Apple Musicは喉に引っ掛かったまま抜けない。
昼餉は、ドーナッツ、女房が作ったプリン、菓子パン、コーヒー。
昔から、iTunesで聴けない音楽がある。音楽と向き合っているミュージシャンが楽曲を提供しないからだ。その理由は、今さら書くまでもない。そのわけを、Appleは誰よりも知っている。
取り除こうとしないのは、音楽を愛していないからだ。どれほど否定しても、態度ほど雄弁なものはない。
夕餉は、キュウリ・ワカメ・竹輪の酢の物、厚揚げ・小松菜の中華風あんかけ、味噌汁(人参・玉葱・カボチャ・小松菜・豆腐)、キーマカレーの残り。食後にお抹茶、花林糖。
おまえは、どう思って、事に当たっているのか。
性根を問われ続ける、ビジネスとは、その一事に尽きると思う。Appleはどう答えるつもりだろう。
ほんとに求められているなら、客が放っておかない。