幽閉は記憶になって

 

曇り、のち雨。12度。

7時に起きる。

朝餉は、ポテトサラダ、さつま揚げと目玉焼き、味噌汁(人参・玉葱・小松菜・カボチャ・エノキ・ワカメ・豆腐)、ロールパン、バタール、アールグレイ。食後にコーヒー。

新聞の日曜版が抜けている。ひょっとして、と女房はもう一度コンビニへ。他の新聞も同じようなものらしいのだが、真相は藪の中。

NHKの将棋と囲碁トーナメント。どちらも見応えのある対局。囲碁は、斬り合って、最後にどんでん返しがあった。寺山怜六段は棋風が変わった?(こちらの勝手な思い込みかもしれないけれど)。

昼餉は、女房が作った塩ラーメン。

女房と買い出しへ。クルマはけっこう走っているし、人出もそれなりに。このあたりで暮らしていると、コロナ禍が遠い世界のことのように感じる。ウイルスの思う壺だ。

ハナミズキが見頃を迎えつつある。藤、木香バラも蕾が弾けつつある。

夕餉は、キュウリとワカメ・竹輪の酢の物、ポテトサラダ、中華スープ、女房が作ったキーマカレー。食後に、女房の点てた抹茶とドーナッツ。

こんな週末があったことを、僕らはいつの日か思い起こすのだろうか。

世界中で同じ病に罹り、生死の境を彷徨っている人々のことをニュースで聞きながら、自分たちの暮らしを守ろうとしていた週末のことを。

人類という括りで生命を脅かされていた週末のことを。