眺望とは違う

 

曇り。9度。

8時に起きる。

朝餉は、かき揚げ、キャベツ・パプリカ・コーン・ハム・カニカマのサラダ、餅を入れた味噌汁(人参・玉葱・エノキ・ワカメ)、ヨーグルトをかけたバナナ。

女房と散歩。湖岸まであっちこっち寄り道しながら2時間ほど。途中から暑いと言って、女房は手袋もジャケットの前も開けて歩く。ところどころ薄雲の伊吹山が、どこかキリマンジャロに見える。

昼餉は抜き。

湖岸の会員制ホテルでトイレを借りる。立派な内装、ゆったりした空気。客室からの見晴らしもさぞかし良かろう。海外のリゾートでも会員になれば泊まれる。それを羨ましいとは思わないが、終の住処を探している僕らも、同じようなものかも知れぬ。

夕餉は、カボチャと小豆のいとこ煮、豚バラ肉と野菜のオイスターソース炒め、味噌汁(人参・玉葱・エノキ・ネギ・大根の葉)、玄米ご飯。食後にお茶とクッキー。カマンベール・チーズとワインを少々。

立派な家は要らないが、目が知らぬうちに遠目になっている、そんな気分で暮らせたらと思う。