女の子のその後

 

おおむね晴れ。11度。

8時に起きる。

朝餉は、りんご、大根・こんにゃく・竹輪・厚揚げの煮物、キャベツ・ツナ・パプリカ・コーンのサラダ、さつま揚げと目玉焼き、味噌汁(大根・人参・玉葱・ネギ・エノキ・豆腐)、トースト。食後にコーヒー、クッキー。

本を求める。Paul Galdone絵『The Three Bears』(Clarion Books/New York)、セドリック・ヴィラーニ著、池田思朗・ 松永りえ訳『定理が生まれる:天才数学者の思索と生活(原題:Theorem Vivant)』(早川書房)。

前者はソフトカバーの原書。後者は日記だから、邦題のサブタイトルにある“天才”には唖然。版元の自制は、読者を選ぶ。

昼餉は、中華まん、卵スープ。

 

No one knows what happened to Goldilocks after that.

As for the Three Bears, they never saw her again.

 

『The Three Bears』の最後の頁は、この2行で終わっている。ちょっと不気味なのだ。熊の留守中にゴールディロックスが彼らの家でしでかした顛末は、有り体に言って悪行なのだが、ゴールディロックスは一目散に逃げ出してしまう。この2行は受け手の解釈によっては、とても含意あるものになる。すぐには降りてこない。ずっと引きずったままかもしれない。

物語の本編はこの先にある。風雪に耐えた物語の余韻は、僕らの一生よりはるかに長い。

夕餉は、ポテトサラダ、鶏肉ハンバーグ、味噌汁(大根・玉葱・人参・エノキ・ネギ・豆腐)、玄米ご飯。食後に紅茶、煎餅。