高い利息のおこない

 

おおむね雨。12度。

7時に起きる。

朝餉は、りんご、味噌汁(人参・玉葱・しめじ・水菜)、ホットケーキ。

三つの家を移動していると、何がどこにあるのかぐちゃぐちゃになる。えっ、これがここにあったのか、と驚く。贈り物をもらったような気にもなる。同時に、忘れてしまうくらいまだ多い、とわかる。減らし続けるうちに、今後は、アレ、もう無いのかという気分になるかもしれない。

昼餉は、塩ラーメン。

無いことが基本なのに、すぐ足そうとしてしまう。その葛藤が馬鹿にならない。時間を使うし、気力も使う。

女房は、いつのまにか、整理が身についた。ちょっとの時間に、コツコツやる。あとになって、ハッと気づくという時間を味わう。それも贈り物だ。同じ贈り物でも、上等の部類に入ると思う。

3か月近くこちらの家を留守にしていて、女房のコツコツがよくわかった。特質といっていいかもしれないものを発揮すれば、彼女は大きな贈り物を受け取る。それは無形だが、どんなものにも増して得難い。

味わったが最後、それは加速する。

夕餉は、大根の皮のきんぴら、白菜と大根・ネギ・鶏肉団子の常夜鍋。食後にコーヒー、花林糖。

札幌は別だったが、今年の紅葉は燻んでいる。それももう終わりだが、最初から終わったような色だった。

 

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