説諭かもしれない

 

晴れ。17度。

7時に起きる。

朝餉は、バナナとリンゴ、トースト、コーヒー。

ツバメの縦書きノート、アンクル丈のコットンパンツを求める。ユニクロはいつの間にかセルフレジになっている。カゴを精算テーブルに置くと、商品の点数と金額が自動で読み取られる。家でタグを裏返してみたら、RFIDが貼り付けられていた。スーパーこそ、こういうICダグが向いている。バスケットいっぱいの精算が瞬時に終わる。ユニクロで得られる恩恵とはワケが違う。

彦根城の桜も開花している。場所によっては八分咲き。

14キロをジョグ。

昼餉は、食パン、シリアル、コーヒー。

二つの音楽ドキュメンタリー。一方は『スプリングスティーン・オン・ブロードウェイ』、他方は『Rolling Stones ★ Ole Ole Ole』。両方とも歳を取った悪ガキのステージだが、前者はずいぶんお行儀良くなって、後者はいくつになっても同じに見える。

前者はブロードウェイで小ぢんまりと、後者は南米ツアーの国々で数万人規模だ。ハイライトのキューバでは野外ステージで観客を失神させる。キューバでは、ロックンロールがまだ自由の象徴のようだ。ローリング・ストーンズはギリギリ生き残ったバンドだが、キューバはひょっとしたら、ギリギリ生き残った楽園なのかもしれない。両者の邂逅は、両極端のようでいて似た者同士に見える。表面的にはともかく、うんざりしているところまで似ている。

ブルース・スプリングスティーンは完成された舞台を見事に演じているが、観続けていると息が詰まりそうになる。松山千春とか長渕剛のよう。どこか鼻につくのだが、それは説教臭さによるのだろう。

 

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