あの時の楽観

 

晴れ。未明に雨。14度。

7時に起きる。

朝餉は、リンゴとバナナ、トースト、ミルクとコーヒー。

昼餉は、シリアル。

10キロをジョグ。昨夜の雪で伊吹山が雪化粧。

夕餉は、ハムの野菜炒め、焼きそば、コーヒー。

古い映画をあれこれと。これまで気づかなかったシーンや台詞。

『Blade Runner』の冒頭を何度も再生する。作られたのは’82年で、近未来の設定は2019年11月なのだった。液晶テレビもスマホもない代わりに、空を飛ぶクルマや太陽系外へ植民していく人間、雨が降り続けるロス、人と見分けられないアンドロイド。

そんなふうになりそうな予感を抱きながら見ていた近未来は、描かれていたようにはならなかった。40年先ならなんでも実現していると思ったものだが、それではこの先の40年はどうだろう。それが意味ある問いとも思えないのは、なぜだろう。

『2001年宇宙の旅』は、その設定が18年前に過ぎてしまった。当時、それはほぼ実現されるだろうと確信していたかもしれない。

今日を明日につなぐのとは別の、大きな飛躍となるものがこの先に待ち受けているのだろうか。

 

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