身体性がテーマ

 

曇り。11度。

7時に起きる。

朝餉は、目玉焼き、トースト、コーヒー。

映画はデヴィッド・マッケンジー監督『Hell or High Water(邦題:最後の追跡)』。脚本のテイラー・シェリダンは『Sicario(邦題:ボーダーライン)』に続く第二作。巷間、フロンティア・シリーズと呼ばれる越境とか辺境の人々を描いた作品。一作目に通じる輪郭の描き方。シェリダンの物の見方にはある種の普遍性がある。高尚に偏らず、作為に走らない。

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昼餉は、食パンとコーヒー。

テイラー・シェリダン脚本の三作目『Wind River(邦題:ウインド・リバー)』も。彼はメガホンも取っている。辺境のマイノリティをテーマにして説教臭くならない。コーマック・マッカーシーの流れを汲む、演繹と帰納の絶えざる往還が川の流れのよう。

ヒトの描出に効いている抑制をそれと感じさせないのは、彼の中で完膚なきまでに消化され尽くしているからだろう。テイラー・シェリダンの感性は信じるに値するものだ。

この映画は、カンヌ映画祭のある視点部門で監督賞を射止めている。

夕餉は、野菜の蒸し焼き、天ぷらそば。

 

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