あきらめると、たのしくなる

 

 

 

 

 

 

 

晴れ。10度。

6時に起きる。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ、サラダ(サニーレタス・キャベツ・大根・カニカマ・チーズ・バジル)、味噌汁(エノキ・玉葱・人参・大根・油揚げ・豆腐・小松菜)、卵サンドイッチ、アールグレイ。食後にコーヒー。

妻は横浜へ。クワイアのストリートコンサートで歌いに。夜遅くに戻る。

ジョギング、6.72キロメートル。陽当たりと日陰が、月の表裏はこうなのかもと思うくらい温度が違う。体育館の横のテニスコートは相変わらずの賑わい。球に追いつきたいという欲望を半分くらい捨てさると、テニスは途端に楽しくなる気がする。キャッキャッと声を張り上げている年寄りはだいたいそんな感じだ。

昼餉は、天津甘栗。

古書を求める。江國香織・文、飯野和好・絵『桃子』(旬報社)、江國香織・文、飯野和好・絵『草之丞の話』(旬報社)。2冊とも絵本。どちらも味わい深い。デビュー作の『桃子』は、落語の名作・あたま山に通じている。おとぎばなしは、こうでなくてはならない。強引さを、強引さに終わらせない躊躇と儚さが共存している。飯野和好さんの絵はいったん刻みつけたら、どこかで生き続けるなにかを含有している。その組成が線や色、造形に隠れているのに、コレと指し示すことが難しい。不思議な世界観だ。 

夕餉は、クリームチーズを塗ったパン、コンソメスープ、野菜とハムのアーリオオーリオ・ペペロンチーノ、ウィスキー・オンザロック。食後にコーヒー。