再発明の奥行き

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曇り、のち雨。16度。

朝餉は、蜂蜜とヨーグルトをかけたバナナ・柿、サラダ(大根・キャベツ・サニーレタス・カニカマ・バジル)、ウィンナーソーセージ・目玉焼き、味噌汁(小松菜・玉葱・人参・油揚げ・シメジ・豆腐)、小豆パン・クロワッサン、アールグレイ。食後にコーヒー。

めっきりの秋模様。

新しい複合プリンタが届く。小さくて軽いけれど、すぐ壊れてしまいそうな雰囲気をまとっている。Wi-Fi環境に接続するセッティングに時間を取られる。セッティングというほどのこともないのだ。マニュアルの説明がうまくないので、簡単なプロシージャをなん度もやり直すハメに。必要なハンドシェイクくらいルータとプリンタのあいだで勝手にやってくれと思う。実際、ユーザーにそうさせようという明確な意図がメーカーにはあるのに、その説明が下手なだけなのだ。ついでにいえば、アプリケーションも見栄えはわかりやすいのに、なぜかプリンタドライバが見つからなかったりする。iPhone側の問題だろうと思うけれど、そういう推測を導く経路さえ満足に作れていない。OS側も複合機側も、ドライバ関連の技術者のうんざり顔が目に浮かぶ。

遅い昼餉は、メロンパン、コーヒー。

ランニングコストを第一義にして、小さくて安い複合機を求めたのに、元の複合機があった場所に置いたらそれなりにデカい。以前の複合機を買った際にも同じことを書いていた覚えがある。この10年くらい、メーカーは変わっていない。そこで働く技術者はどんな理想を抱いているのだろう。変わり映えのしないハードウェアをほぼ毎年発売して、インク代で稼ぐ。息が詰まりそうなビジネスだと思う。もっとも成功していると思われているAppleでさえ、大きな構図は同じだ。

米メディアによれば、Appleはバッテリーを再発明している最中だという。真偽のほどはわからない。だが、再発明という言葉が期待を抱かせる。プリンタドライバだって再発明できる。要は、モチベーションなのだと思う。

夕餉は、味噌汁(シメジ・小松菜・油揚げ・豆腐・サツマイモ)、妻の作ったエスニックドライカレー、ウィスキー・オンザロック。食後にコーヒー、煎餅。

Appleは、OS群の開発者バージョンをアップデートしてβ2をリリースした。